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痛恨の2位通過に采配批判が高まるもイングランド指揮官は強気 「6人の入れ替えを楽しんだ」

Football ZONE web 6/21(火) 13:10配信

ターンオーバー策が実らずスロバキアに0-0ドロー B組2位転落でベスト16へ

 ロイ・ホジソン監督率いるイングランド代表は、20日の欧州選手権(EURO)のグループリーグ第3戦スロバキア戦に、第2戦から主将FWウェイン・ルーニーをはじめ先発6人を入れ替える大幅なターンオーバーを採用して臨んだ。しかし、27本のシュートを放ちながらも決定力を欠き、スコアレスドロー。ロシアに3-0で快勝したウェールズに首位の座を譲り、グループ2位での決勝トーナメント進出となった。

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 英紙「デイリー・テレグラフ」は、試合後のホジソン監督のコメントを報じている。27本とシュートの嵐を浴びせながらも無得点。指揮官は試合を振り返り、「フラストレーションの溜まる夜だった。チャンスをモノにできなかったことについては、多くの批判があるだろう。それは否定しない。だが、すぐにゴールのチャンスをモノにできる時も来るだろう」とコメント。得点力はすぐに取り戻せると主張している。

「少し恥ずかしい内容だったね。(グループステージの)3試合は全てアタック対ディフェンスの構図となった。イングランドが3試合すべてでゲームを支配するような結果になるとは考えてもいなかった。誰かが責任を果たすことになるだろうね、我々もいつか得点を取ることになるだろう」

 無事に16強入りを果たしたが、ホジソン監督の起用法には疑問符がつけられている。初戦のロシア戦(1-1)では不調のFWハリー・ケインを使い続けて、CKのキッカーとしたことが議論を呼んだ。さらに疲労を理由に大黒柱のルーニーを途中交代させたことや、FWジェイミー・ヴァーディをベンチとしたことに批判も集まっていた。ウェールズ戦では途中出場の選手が輝いたが、このスロバキア戦でのターンオーバー策は結果につながらなかった。

ルーニー外しを糾弾されても動じず

 それでもホジソン監督は、自らの采配に自信をのぞかせている。

「もし試合に勝っていれば、みんな彼ら(この試合でメンバーから外れた選手)が恋しくなることはなかった。もし勝てなければ、チームの選択が間違っていたと言っただろう。以前にも、そういったことはあった」

 批判に対して反論を続けるホジソン監督。特に“ルーニー外し”については大きな注目を集めた。記者からルーニーが先発していれば勝てたのでは、という質問を受けても指揮官は動じなかった。

「その質問をそっくり返さなければいけない。変化は必要だったか? あなたはそう言うが、ウェインが先発したとして、他の選手が得点できなかったなかで、左のインサイドハーフでプレーしていた彼が得点をしていただろうか? ウェインもデレ(・アリ)もハリー(・ケイン)も、途中から出てきてチャンスを作った。私は6人の入れ替えを楽しんだよ。ウェールズ戦ではジェイミー・ヴァーディとダニエル・スターリッジを前線に置いて試合を終えた。みんなそれをポジティブに捉えていた。だから、いきなり彼ら2人の先発を含めた6人替えをしたんだ」

 グループB2位通過となり、決勝トーナメント1回戦ではグループF(ハンガリー、アイスランド、ポルトガル、オーストリアのいずれか)の2位チームと対戦することになった。ホジソン監督は強気の姿勢を貫くが、その采配は吉と出るのだろうか。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/21(火) 13:10

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