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波乱相場でも株価が安定的な銘柄の特徴とは

会社四季報オンライン 6/21(火) 16:51配信

 6月15日と16日に行われた日銀金融政策決定会合で追加緩和がなかったことに対して、株式市場には多少の失望感があったようだ。しかし、事前に追加緩和への強い期待があったわけではない。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ見送りも含めて“何も変わらなかった”ことで、国民投票が23日に迫った英国のEU離脱問題が大きく取りざたされている。

 残念なことに犠牲者まで出してしまったEU離脱問題は、いよいよ今週いったんの決着がつくことになる。英国だけにとどまらず、EUの存在そのものが問われるとなると、問題は後を引くだろう。しかし、離脱であれ残留であれ、市場は大きく反応した後、徐々に落ち着いてくると思う。

 また、英国の国民投票が終われば、米雇用統計や米国の主要な経済指標の発表、米国企業の四半期決算の発表が始まる。さらにその次を考えると、日本企業の第1四半期決算の発表が徐々にスタートし、その後は再び米FOMCや日銀金融政策決定会合など、際限なくイベントが控えている。こうしたイベントや経済指標を気にしすぎると、株式への投資ができなくなってしまう。

■ 波乱含みの相場での対処法

 これまでを振り返ってみても、世間で大きく騒がれたことがその後の相場の大きな流れに影響したことは意外に少ない。大きな流れが変わるときは、市場参加者に変化が見られるときだ。

 それまでの流れが変化し上昇基調となる際には「量的緩和」などの金融政策や「アベノミクス」などの政策、そしてNISA(少額投資非課税制度)や、本日報じられたゆうちょ銀行 <7182> のリスク資産への投資増の検討など、新たな資金流入が期待できるときが多い。

 その場合は、流れが変わる要因としてメリットのある銘柄、あるいは買われる対象となるような業種や業態に注目してみるといいだろう。大きな流れであれば、短期的にはその流れに逆行する動きがあっても、結局は元の方向に向かうことになる。そのため、大きな流れの方向を見誤らず、その逆の変化が起きるタイミングを見逃さずに降りることができれば、しっかりと利益を出し続けることができるだろう。

■ 大きな流れに乗れば「波高きとき」も安心

 昨年夏から急騰急落が多い相場展開となっているが、その中でも大きな波にしっかりと乗っていた銘柄群は、大波のなかでも安定しているケースが多い。

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最終更新:6/21(火) 16:51

会社四季報オンライン

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