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MINIのディーゼルラインナップが拡充──3気筒モデルも登場した

GQ JAPAN 6/22(水) 21:40配信

MINIに燃費のすぐれるディーゼルエンジンモデルが増えた。いま最も人気の5ドアをはじめ、3ドアとクラブマンのラインナップが「クリーンディーゼルエンジン」搭載車で充実したのだ。

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輸入車トップクラスと謳われる燃費を誇るのが、2016年4月に発表されたばかりのMINIクーパーD 3ドアと同5ドアだ。メーカー発表の燃費はリッター23.9キロ(JC08モード)だから、これにリッターあたり80円台から90円台を推移している軽油の価格を勘案すると、維持費の低さじたいがニュースである。

燃費とともに、低回転域からの大トルクで扱いやすいディーゼルモデル。日本ではMINIのラインナップ中最も人気があるという5ドアにも設定されたことで喜ぶファンも多いはずだ。

今回発売されたディーゼルエンジン搭載モデルは下記のとおり。

1.5リッター3気筒
・MINIクーパーD 3ドア(300万円)
・MINIクーパーD 5ドア(318万円)

2リッター4気筒
・MINIクーパーSD 3ドア(364万円)
・MINIクーパーSD 5ドア(382万円)
・MINIクーパーDクラブマン(364万円)
・MINIクーパーSDクラブマン(404万円)

日本初登場となる1.5リッター3気筒ディーゼルエンジンは、最高出力85kW(116ps)と最大トルク270Nmを持つ。こちらがリッター23.9キロの燃費を誇る。

2リッター4気筒ディーゼルエンジンは2タイプ用意される。MINIクーパーSD 3ドアと同5ドアのものは125kW(170ps)と360Nm。それに6段オートマチック変速機の組み合わせだ。燃費はリッター23.8キロと発表されている。

クラブマン(DとSD)の2リッター4気筒は、出力が異なっている。Dの最高出力は110kW(150ps)で最大トルクは330Nm。SDは140kW(190ps)、400Nmとなっている。3ドアおよび5ドアの4気筒よりパワフルだ。クラブマンでは変速機も8段オートマチックとなり、燃費はリッターあたり22.7キロとされている。

今回試したのは、MINI3ドアと5ドア。ともにかなりいい感じの走りを体験させてくれた。

MINIクーパーDのよさは、3ドアも5ドアも、期待以上に力強い走りにある。ほんとうに1.5リッター?と確かめたくなるぐらいだ。最大トルクが1750rpmから発生する設定だけに2000rpmから上での加速感はけっこうなものだ。とくに実用域といって、ふだん使う3000rpmぐらいまでの回転域での使いやすさを重視している感じで、街中でのきびきび感がしっかりある。

足回りはやや硬め。「ゴーカートフィーリング」なるMINIのモットーに従ったものだろう。少し硬すぎるような気がしないでもないけれど、楽しむために乗るクルマとしては上出来だ。

クーパーD以上に感心したのは、4気筒のクーパーSDだ。最大トルクが360Nmになったうえ、発生回転数が1500rpmからに下がった設定も効を奏しているのか、もりもりと力が出てきて期待以上に速い。しかもエンジンの振動はさらに低く、快適性はより高い。エクステリアは深いエアダムなどやや派手めだけれど、実際の乗り味はより大人っぽい。万人向けの好ましさだ。

3気筒モデルに対して4気筒モデルは64万円高。高いといえば高いけれど、じつはクーパーSDには、オプションで選ぶと17万8000円のナビゲーションパッケージ、スポーツシート、LEDヘッドランプ、17インチホイールという装備も含まれるのだ。ディーゼルエンジン車は購入時の重量税や自動車税が軽減あるいは免除されるうえ、維持費が安いという経済的なメリットが大きい。加えてMINIのように新しい感覚で操縦を楽しめるのも大きな魅力なのだ。

文:小川フミオ

最終更新:6/22(水) 21:40

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