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イブラヒモビッチがEURO限りでの代表引退と、リオ五輪不参加を電撃発表!

Football ZONE web 6/22(水) 6:54配信

ベルギー戦に負ければ敗退決定 「失意のなかで終わることはない」

 スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが現在開催中の欧州選手権(EURO)限りでの代表引退を宣言した。さらにオーバーエイジ枠(24歳以上で各国3人まで登録可能)での参戦を目指し、メンバー登録されていた8月のリオデジャネイロ五輪へ参加する意思がないことも併せて発表した。

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「このEUROのスウェーデン最後の試合が、オレ様のスウェーデン代表での最後の試合になる。それが明日の試合にならないことを願う」

 イブラヒモビッチは、現地時間22日に予定されているEUROグループステージ第3戦・ベルギー戦の前日会見に出席。そこで運命の決断を、英語でとうとうと語り始めた。代表引退発表後は、リオ五輪への不参加も同時に表明した。

「オリンピックには参加しないよ。スウェーデン代表でのラストゲームはEUROでの試合だからだ。できるだけ長くなることを望む」

 イブラヒモビッチは、リオ五輪の一時登録メンバーに含まれていた。参戦すればグループステージで同組の日本と激突する可能性もあったがその可能性は消滅した。

珍しく殊勝な言葉でサポーターに感謝

 スウェーデンはグループEで2試合を終えて1分1敗。勝ち点1で並ぶアイルランドを得失点差で僅かに上回って3位となっている。3位でも決勝トーナメント進出の可能性があるとはいえ、最終戦の相手がFIFAランキング2位の強豪ベルギーという厳しい状況に立たされている。ここで敗退となれば、イブラが代表チームのユニホームを着て戦う最後の試合となる。

 代表キャリアの終焉が迫るなか、34歳になったスウェーデンの英雄はこれまでの活躍に胸を張り、サポーターに感謝の言葉を残した。

「失意のなかで終わることは決してない。スウェーデンのキャプテンであること、そしてこれまでに成し遂げてきたことに誇りを持っている。この場を借りて、全てのサポーターに感謝したい。オレ様が成し遂げてきたことは彼らの支えがあったからだ。彼らなしでは成し遂げられなかった。どこに行こうが、スウェーデンの国旗を常に携え、ともに君臨してきた。落胆などは存在しない。誇らしい気持ちだけだ。感謝している。ありがとう」

 珍しく殊勝にサポーターへの感謝を表明したイブラヒモビッチは、これまで代表チームで116試合に出場し62ゴールを積み重ねてきた。同国の歴代最多記録を保持するだけでなく、EURO本大会では04年、08年、12年と3大会で得点を挙げている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、今大会でゴールを決めれば史上初となるEURO4大会で得点を挙げた選手となる。ここまでいまだ不発のカリスマも、ベルギー戦で新たな歴史を作ることができるだろうか。

 今季限りで4年間プレーしたパリ・サンジェルマンを離れることも決まり、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が秒読み段階とレポートされている。今夏のサッカー界はイブラヒモビッチの話題で持ち切りとなっているが、決勝トーナメント進出が懸かった運命のベルギー戦は、全世界中の注目が集まるなかで迎えることになりそうだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/22(水) 6:54

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