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もはやタックル!? スペイン撃破のクロアチア守護神のPKストップに「違反」との声が噴出

Football ZONE web 6/22(水) 11:17配信

スペイン紙報じる スバシッチがラモスのPKをゴールライン2メートル前で阻止

 欧州選手権(EURO)3連覇を目指すスペインは、グループステージ最終戦でクロアチアに1-2と逆転負けを喫し、グループ2位に転落した。悪夢のきっかけは主将のDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)のPK失敗だったが、キック時にクロアチアGKダニエル・スバシッチ(モナコ)がゴールラインから2メートルも前方に大きく飛び出していた違反があった。スペイン紙「AS」が糾弾している。

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 序盤に得意のパスワークから先制したスペインだったが、前半終了間際クロアチアに同点に追いつかれると、クロアチアの勢いに押された。そのなかで後半24分にMFアンドレス・イニエスタ(バルセロナ)の浮き球パスに反応したMFダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)がPKを奪い、スペインは勝ち越しのチャンスを迎えた。

 ここでキッカーを務めたのが主将のセルヒオ・ラモスだったが、シュートはスバシッチに止められて勝ち越しに失敗。逆に同41分にMFイバン・ペリシッチ(インテル)に決勝点を奪われ、グループ2位に転落した。これで決勝トーナメント1回戦は、前回決勝カードの難敵イタリアとの対戦になってしまった。

 この敗戦に我慢ならなかったのは、現地スペインメディアだ。特にPKのシーンでは、スバシッチのあまりに早すぎる飛び出しについて糾弾している。

「セルヒオ・ラモスがPKをキックする前に、彼はゴールラインから2メートルも前の位置に出ていた。本来なら蹴り直しとなるはずだが、レフェリーはやり直しを命じなかった」

違反を見逃した審判団への疑惑の視線も

 GKはPKの際に、キッカーがボールを蹴るまでゴールライン上にいなければならないルールだ。つまりPKスポットからの11メートルを2メートル分も詰めたスバシッチの“ズル”だったというわけだ。

 記事では、衝撃のインチキを目撃したファンのツイッターを紹介している。

「これはジョークだ。スバシッチは実際のところ、自分自身でPKを蹴っていたようなものだ」

「スバシッチは今まで見たことないほど、ラインよりも遥か前に出ていた」

「ラモスの酷いPK。スバシッチの偉大なタックル」

 ツイッターでは、PKストップをタックルと呼ぶ声もあった。「追加副審の仕事ぶりを見れて良かった」と、審判団のスルーぶりに疑惑の視線も寄せられている。

 順風満帆だったはずの無敵艦隊は、今大会初黒星によってベスト16でいきなりイタリアと対戦することになった。もし勝利しても、準々決勝以降もドイツや開催国フランス、イングランドとの対決が予想される。それだけにクロアチアに喫したよもやの黒星に、スペインメディアとしてはケチの一つもつけたくなったのかもしれない。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/22(水) 14:06

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