ここから本文です

PK失敗のスペイン主将 2位転落で16強イタリア戦も「優勝候補たちとダンスしなければ」と豪語

Football ZONE web 6/22(水) 14:05配信

クロアチアに1-2と逆転負けも、レアルDFラモスが強気発言

 欧州選手権(EURO)3連覇を目指すスペイン代表はクロアチアに1-2の逆転負けを喫し、グループDを2位で通過。決勝トーナメント1回戦で、前回大会の決勝で顔を合わせたイタリアと激突することになってしまった。自らのPKミスが、逆転負けとグループ2位転落の引き金となったスペイン代表主将のDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)は、フランスやドイツなど強豪国がひしめくブロックに入ってしまった厳しい現実にも、「優勝候補たちとダンスしなければ」と強気な姿勢を見せている。スペイン紙「AS」が報じた。

【随時更新】EURO2016を彩る欧州の美女サポーター写真集

 序盤にスペインらしいパスワークからFWアルバロ・モラタ(ユベントス)が先制点を奪ったが、その後はクロアチアの積極的なプレスに苦しんだ。前半終了間際に追いつかれ、試合終盤に勝ち越される最悪の展開で逆転負けを喫し、まさかのGS2位に終わった。

 特にセルヒオ・ラモスは、1-1の後半24分に得た勝ち越しPKのチャンスでまさかの失敗。相手GKダニエル・スバシッチ(モナコ)が、シュート前にゴールラインから2メートルも飛び出す反則行為をしていたとはいえ、勝ち越すチャンスを逃したのはスペインにとって痛かった。

 それでもセルヒオ・ラモスは「全体的にチームはいいプレーをした。ただ、それがスコアボードに反映されなかった」とさばさばと答えた。

「タフな相手と直面することは知っている」

「奇妙な試合だったね。序盤は僕らが試合を支配し、チャンスも作った。僕もゴール前へ行ってチャンスを迎えたが決められなかった。残念だが、これがフットボールだよ。彼らは数度のカウンターでゴールへ迫った。もちろん、もし僕らが1位で通過できていた時の相手に比べれば、タフな相手と直面することは知っているよ」

 今大会、組織的な守備で「カテナチオ」復活を印象づけているアズーリと、いきなりベスト16で対戦することになった。そして、ドイツ、フランス、イングランドもトーナメントの同じ山に入り、決勝への道のりで潰し合う厳しい状況となった。

「今、僕たちはいわゆる優勝候補たちとダンスしなければならないんだ。我々は自分たちのスタイルでいかないといけないし、次戦に向けて照準を合わせるだけだ。もしチャンピオンになりたいなら、ベストを尽くすだけだ。たとえ優勝候補でなくとも、EUROではどのチームも倒そうとしてくる。今、僕らが考えられるのは次戦の相手だけだ。それだけが問題だ」

 圧倒的な守備力で、今大会伝統の力を示しているイタリアなど強豪国との激突を「ダンス」と例えるなど、スペイン代表とレアル・マドリードでタイトルの山を築いているキャプテンは精神面での余裕を強調した。

 イタリアに勝利しても準決勝までにドイツ、フランス、イングランドなどとの対戦が見込まれる厳しいトーナメントとなるが、百戦錬磨のストッパーはPK失敗にも揺るがぬ鋼鉄のメンタルを見せつけていた。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/22(水) 14:05

Football ZONE web