ここから本文です

ブラジル伝説のキャプテンが炎上続きのネイマールの主将剥奪を提言 その真意は…

Football ZONE web 6/22(水) 17:01配信

1970年W杯優勝時の主将カルロス・アルベルト氏がショック療法を提案

 自身のインスタグラムでの炎上騒ぎで逆風が吹き荒れるブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)だが、かつて世界制覇を成し遂げた伝説のセレソン主将からは「私ならキャプテンを剥奪する」と苦言を呈されている。

英メディアが世界最強の「左利き」と「右利き」のベストイレブンを選出!

 コパ・アメリカ・センテナリオで29年ぶりのグループステージ敗退を喫したセレソンへの批判にネイマールは過敏に反応し、「解任騒ぎを口にする人は地獄に落ちることになるだろう」と投稿。ブラジル中で大炎上し、即座に謝罪をする羽目になった。

 この一件について、元セレソンの伝説的MFロベルト・リベリーノ氏に「一番の大馬鹿者だ!」と喝を入れられるなど、かつての名選手からも批判が出ている。そして今度は、カナリア軍団の絶頂期を支えた主将のカルロス・アルベルト氏が提言を行った。

 タッチライン際をオーバーラップする攻撃的サイドバックの元祖とも言われるアルベルト氏は、主将としてサッカーの王様ペレ氏、リベリーノ氏らとともに1970年メキシコ・ワールドカップ(W杯)制覇に貢献した。現地テレビ局「SporTV」の取材に答えたアルベルト氏は、ネイマールの主将剥奪というショック療法を提案した。

“謙虚さ”の回復と“責任感”からの解放

「もし私が代表監督ならば、まず私がすることはネイマールに謙虚さを持たせる。キャプテンマークを他の選手に譲ることが最初の仕事になるだろう」

 一見すると強烈なネイマール批判にも聞こえるが、これにはアルベルト氏なりの理由があった。

「彼はキャプテン向きのタイプだと思わない。ペレも決して主将をやっていなかった。ガリンシャ、ロナウド、リバウド、ニウトン・サントスもだ。なぜ、ネイマールがセレソンのキャプテンをやらなければならないのだろうか?」

 かつてブラジルのエースと称された名手たちは、アルベルト氏の指摘通りキャプテンまで兼務することはなかった。一方でネイマールは現状、ナンバー10とキャプテンというふたつの重責を背負っている状態だ。

「彼は楽しんでプレーさせてあげて、グループを引っ張っていく責任から解放した方がより良いはずだ。ただサッカーをプレーすることを考えるためだけに、彼を自由にしておくのだ。その方がネイマールはチームに多くのことをもたらすはずだ。私は主将に(インテルDF)ミランダを推すよ」

 このように、かつての主将はセレソン再建論を語った。ブラジル代表の新監督就任が決まっているチッチ氏も、物議を醸すエースに対してアルベルト氏と同じような見解を示していると、スペイン地元紙「AS」では報じられている。果たして、復活を期す新生セレソンでネイマールはキャプテンの腕章を巻くのだろうか。いずれにせよ、ブラジル随一のスター選手としての振る舞いが求められている。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/22(水) 17:01

Football ZONE web

Yahoo!ニュースからのお知らせ