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“銀河系軍団”レアルが総額256億円を投じて切望した、ある名黒子役の後継者とは

Football ZONE web 6/22(水) 21:07配信

スペイン紙がレアルの「マケレレ症候群」を特集

 世界各国のスーパースターをかき集める補強戦略から「銀河系軍団」と称されるレアル・マドリードだが、長年悩まされているポジションが守備的MFだ。かつてはフランス代表でも活躍したMFクロード・マケレレという名脇役がいたものの、中盤の底を固定できた期間は短い。スペイン紙「AS」は、この10年間で“マケレレの後継者”を求めてレアルが費やした金額は2億1370万ユーロ(約256億4000万円)にも及ぶと伝え、二世候補を紹介している。

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 同紙に“マケレレ症候群”と称されたレアルは、各国の有望株や将来を嘱望されたスペイン人選手、強豪国のビッグネームと様々なタイプの守備的MFを乱獲してきた。だが、成功例はあまりに少ない。

 各国の有望株では2005年に加入したウルグアイ人MFパブロ・ガルシア、07年に加入したアルゼンチン人MFフェルナンド・ガゴが代表格だ。ガゴはかつてレアルに所属し、90年代の黄金期を支えたアルゼンチン代表の名ボランチ、フェルナンド・レドンドを引き合いに出し「僕はレドンドに比べて、よりゴールへと目を向けるタイプだ」とビッグマウスぶりを見せた。しかし、ガルシアは1シーズンのみの在籍。ガゴはジョゼ・モウリーニョ氏の監督就任を受けて出場機会が激減した。

“ふたりのディアッラ”も追われるように去る

 守備的な位置にフィジカルに優れたタイプを求めたレアルは、“ふたりのディアッラ”を獲得した時期もあった。06年にマリ代表MFママドゥ・ディアッラ、08年にはフランス代表MFラッサナ・ディアッラを立て続けに獲得。ママドゥは加入直後の2シーズン、ラスは09-10シーズンに背番号10を授けられる期間もあったが、ともにレギュラーを奪われて追われるようにレアルを去った。そして昨年1月に加入したMFルーカス・シルバも、昨季はマルセイユに期限付き移籍で出されるなど、ここまでノーインパクトに終わっている。

 またレアルは首都クラブらしくスペイン中の有望株を集めるが、彼らはことごとくレギュラー獲得に失敗している。下部組織出身で世代別代表に選ばれ続けていたMFハビ・ガルシアは、Bチーム時代の04年にトップチームデビューを果たしたが、その後は分厚い選手層に跳ね返され続け、レンタル期間を経て09年夏にベンフィカへと新天地を求めた。

 08年の欧州選手権(EURO)優勝メンバーであるMFルベン・デ・ラ・レーは、悲しい病魔でキャリアを早々に閉じた。EURO優勝直後のシーズンにヘタフェでの武者修行から復帰したが、心臓疾患が見つかって25歳の若さにして現役引退を決意した。この悲劇は本人、そしてレアルにとっても大きな痛手だった。

 大枚をはたいて獲得した失敗例としては、MFアシエル・イジャラメンディだろう。13年夏にレアル・ソシエダから3890万ユーロ(約46億円)もの移籍金を積んで獲得したが、シャビ・アロンソの後継者となれなかった。2年後の夏には、地元のソシエダへと復帰している。

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最終更新:6/22(水) 21:25

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