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ドイツの猛攻を1失点に抑えた北アイルランド EURO初出場で耐えてつかんだ16強進出の快挙

Football ZONE web 6/22(水) 23:34配信

グループC3位で突破決定 オニール監督「いまだに現実なのか確信が持てない」

 初出場の小国に歓喜の瞬間が転がり込んだ。欧州選手権(EURO)フランス大会に同大会初出場を果たした北アイルランドは、現地時間21日午後6時キックオフのドイツ戦に0-1と敗れ、グループCを3位で終えた。その後、午後9時キックオフの2試合で決着したグループDの結果により、北アイルランドは同国史上初の決勝トーナメント進出が確定した。

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 今大会は全6グループの上位2カ国と、3位となった6カ国のうち成績上位4カ国がベスト16に進出するレギュレーションとなっている。グループCまでの全日程が終了した時点では、グループB3位のスロバキア(勝ち点4、得失点差±0)が突破を決めていた。グループDでは2戦2敗で最終戦を迎えたトルコがチェコを2-0で下して、逆転で3位に滑り込んだ。勝ち点3で並んだが、得失点差でトルコとグループA3位のアルバニアを上回った北アイルランドが16強入りを確定させた。

 英国営放送「BBC」は、北アイルランドを率いたマイケル・オニール監督の歓喜の雄叫びを報じている。

「シュールだね。(グループDの試合中は)我々はまだバスの中だったから、BBCのウェブサイトで結果を追っていたよ。いまだに現実なのか確信が持てないが、これは本当にファンタスティックな結果だ」

ベスト16でウェールズとの英国対決を希望

 北アイルランドはドイツ戦で26本のシュートを浴びながらも、チーム一丸となった堅い守備を築き、最後の砦となった守護神のGKマイケル・マクガバン(ハミルトン)が好セーブを連発したことで失点を最少の1点に止め、これが結果に大きく影響を及ぼした。指揮官も1点の重みを理解して戦っていたチームに賛辞を送った。

「我々はこのグループが難しいことをよく分かっていた。我々が今夜見たのは、大差での負けを許すまいとしたチームの姿だった。試合を続けるためにできることを全て尽くした。3試合を終えて、我々はベスト16進出に相応しかった。選手たちも次のラウンドを戦う準備はしっかりとできるはずさ」

 決勝トーナメント1回戦では、グループAとBでそれぞれ首位通過を果たした開催国フランスかウェールズと激突する可能性がある。どちらと対戦したいかと問われたオニール監督は、「もし私が選んでいいのであれば、よりチャンスがあると考えて、ウェールズと答えるよ」と英国対決を希望するとコメントしていた。

 かつては元マンチェスター・ユナイテッドで活躍した故ジョージ・ベスト氏らを輩出しながら、大舞台の登場は1986年のメキシコ・ワールドカップ以来となった北アイルランド。初出場となったこのEUROでは、組織的な守備と選手個々のハードワークが光り、ダークホースとして快進撃を続けている。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/22(水) 23:34

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