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What can I do for you?

コーチ・エィ 6/23(木) 7:40配信

コーチングの原則のひとつに「個別対応」があります。

目の前の人を育成開発する際に、相手のタイプや状況に合わせて、こちらが臨機応変に対応の仕方を変えていく。相手にフィットした問いを投げ、アクノレッジをし、フィードバックすることができれば、相手が外国人であれ、年齢差のある人であれ、自分と違うジェンダーの人であれ、育成開発は、「きっとうまくいく」のだと思います。

しかし、これが、言うは易し行うは難しで、なかなか実行に移すのは大変です。

「個別対応」を阻むものは何か?

個別対応を阻む障壁は幾つかありますが、そのトップは、何よりもまず、人は自分が育成開発された経験を基にして、相手を開発しようとするところにあると思います。つまり、すごく簡単に言えば、「自分がされたように相手にする」傾向が強い。

一般的には、厳しく育てられた人は、人にも厳しくする傾向が強くなりますし、ほめ伸ばされた実感がある人は、ほめて伸ばす傾向が強くなります。放任されて伸びた人は放任する傾向が強い。 

歴史は繰り返すわけです。

もちろん逆もあって、「自分は厳しく開発されたのが辛かった。だから、人のことはほめ伸ばす」というようなこともあります。ただ、いずれにしても、自分が育成開発された経験を色濃く背負って次の人の開発に着手するということには変わりありません。

ということは、見ているのは自分の「過去」であって、「今」目の前にいる人が一体何を求めているのか、それはあまり見てはいない。というよりも、見えなくなっているというのが正解なのかもしれません。

もうひとつ、個別対応が起こりにくい原因として考えられるのが、個別対応を「相手に合わせる」というイメージで捉えていることがあります。「こちらが折れる」「やり方をやむなく変える」など、「相手に合わせる」という表現が、時にネガティブな印象を放つのかもしれません。

「上司は、部下に合わせてスタンスを変えるべきではない」「上司は、相手がどうであれ、常に軸を持ち、信じる方法を押し通すべきだ」というように。

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最終更新:6/23(木) 7:40

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