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アンジーもカミングアウト!? “オルトレキシア”を知っていますか?

OurAge 6/23(木) 11:50配信

健康情報は巷にあふれている。健康や美容にいい食品と聞くと、多く摂取したくなるのが人情だが、管理栄養士の三城円さんはその傾向に注意をうながす。
「健康にいい、とそればかりとり、逆に栄養が偏る人が増えています。欧米では“オルトレキシア”と呼ばれています。最近、激痩せが加速しているアンジェリーナ・ジョリーも、自身がオルトレキシアだとカミングアウトしていました」

健康志向が強いアンジーは、以前、菜食主義で死にそうになったことがあり、自らがオルトレキシアであることをカミングアウトしている。海外セレブの健康情報はブームになりがちだが、栄養学的にみると実はバランスが悪く、腸内環境にも悪影響を及ぼしてしまうものも少なくない、と三城さんは指摘する。

「スムージーやジュースなどの液体系の健康法は、過食が続いたあとに短期間行うのはいいかもしれません。ですが、毎日習慣化すると、逆に胃腸の力を低下させる可能性も。液体物はいわゆる流動食と同じ。かまないので消化吸収を促す唾液もあまり出ません。

また、炭水化物を抜いた肉中心の食事も胃腸に負担をかけます。肉は必要なタンパク質なのでとることは大事ですが、そればかりに偏ると大腸がんのリスクが高まります。健康にいいイメージのヨーグルトも、動物性脂質が意外と高いのでとりすぎると逆に腸内細菌のバランスをくずす可能性もあります」

海外の目新しい健康ブームに乗るよりも、従来の日本食のほうが、腸にも体にもいい、と三城さん。

「海外で健康食として最も注目されているのは日本食です。長寿な日本の食は外国人の憧れです。食物繊維も豊富で、よくかまないと食べられない工夫もされ、発酵食品も多い。魚を食べるのでいい油もとれる。あえて海外の健康食を買わずとも、身近にバランスのいい食があるのです。

ヘルシーな食品でもそれだけに依存すれば、単品ダイエットで問題になったりんごダイエットと変わりません。健康・美容意識の高い日本女性だからこそ、賢く食べる知性がこれからは必要なのかもしれません」

最終更新:6/23(木) 11:50

OurAge