ここから本文です

メッシ、チリとの決勝戦に「昨年のリベンジという気持ちはない」

SOCCER DIGEST Web 6/23(木) 16:52配信

 かくしてリメオル・メッシ主将率いるアルゼンチン代表は、一昨年ブラジル・ワールドカップ、昨年のコパ・アメリカに続き、3年&3大会連続して決勝戦進出を決めた。

 そしてメッシ自身は準決勝アメリカ戦で、ゴール右隅に突き刺さるFKからの見事なゴールで代表通算得点数を55ゴールとし、ガブリエル・バティストゥータの持つ記録を抜いて歴代得点王となった。

 試合後のミックスゾーンで、メッシは自身のゴールについて「得点することができて幸せだ。でも、記録は一時的なもの。何よりも良い試合ができたこと、そして決勝進出を決めることができて嬉しいよ」と語った。

 加えて、「しかも、チームはさらに得点を狙う姿勢を見せたしね」と、積極的にゲームの主導権を握って快勝したことへの満足感を示した。

 その後、彼は昨年のコパ・アメリカで、決勝戦でチリに敗れて優勝を逃した悔しさについても言及。

「あれから僕たちは、グループとして成長した。今大会を通して僕たちはお互いをより理解することができ、攻守両面で改善されたように思う。去年の(決勝戦での)敗北は、チームがより良くなるために役立ったし、悔しさは今日の勝利に繋がったんだ」

 苦い経験を乗り越えて一段と成長したチームを、メッシは高く評価している。

 決勝戦については、相手がどの国になろうと(チリに決定)、「五分五分の戦い、難しい試合になるだろう」と言い、もしチリになった場合も「優勝を懸けた争いであるというだけで、昨年のリベンジという気持ちはない」と語った。

 新記録達成となったFKの前には、両方のスパイクの紐を縛り直したメッシ。芝が滑りやすい状態にあったためにしっかりと紐を縛り、そのあいだに、アメリカの選手たちが作る壁とGKブラッド・グザンの位置を確認してシュートコースを決めた。

「狙ったところに入ったよ」と照れ臭そうに笑う様子からは、代表歴代得点王の肩書きに似合わない、普段の控えめな素顔が見え隠れしていた。

 アメリカ戦の後半開始直前、またしてもファンがピッチに乱入し、メッシの前でひれ伏せた後、2度抱擁するというハプニングがあったが、メッシはいつものように冷静に、そして優しく振る舞った。

 決勝戦は26日。「3度目の正直」となるか、それとも「2度あることは3度ある」となるか――。23年ぶりのタイトル獲得という悲願達成に向けて、メッシとその仲間たちは、一段と団結している。

文:チヅル・デ・ガルシア

最終更新:6/23(木) 16:52

SOCCER DIGEST Web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。