ここから本文です

チリが豪雨中断にも動じずコロンビア撃破! 2大会連続アルゼンチンとの決勝でコパ連覇へ挑む

Football ZONE web 6/23(木) 13:33配信

ハーフタイムの豪雨で2時間半中断も、序盤の2点を守り4強決戦を制す

 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)準決勝で、チリが天候のハプニングにもめげず、2大会連続の決勝進出を果たした。雷による豪雨で約2時間30分も後半開始が遅れたものの、序盤に2得点を挙げたチリが安定した試合運びでMFハメス・ロドリゲス擁するコロンビアを2-0で下し、2大会連続となるアルゼンチンとの決勝に臨むことになった。

【写真記事】元祖“神の手”マラドーナ 後継者と期待された「アルゼンチンの天才10人」

 チリはバイエルンで中核を担うMFビダル、コロンビアはACミランで日本代表FW本田圭佑の同僚FWバッカと、それぞれ中心選手を欠くなか、試合は前半7分に早くも動いた。チリのMFフエンサリダが右サイドを突破して上げたクロスを、コロンビアMFクアドラードが頭でクリアミスしてしまい、MFアランギスのもとへ。このチャンスをボレーで確実に仕留めて、チリが先制に成功した。

 チリの波状攻撃は続く。同11分にはGKのキックからサンチェスがキープして強烈なシュートを放つ。代表通算100試合目のストライカーの一撃はポストに阻まれたが、フエンサリダが詰めて早くも追加点をゲットした。

 その後もサンチェスが右サイドを突破してポスト直撃のシュートを放つなど、準々決勝メキシコ戦で7ゴールを挙げた破壊力を再び見せつけた。

 いきなり2点のビハインドとなったコロンビアは、24分にハメスが前線に正確なスルーパスを送り、FWマルティネスがシュートに持ち込んだが、チリGKブラボにセーブされた。ハメスは孤軍奮闘したものの、無得点のままハーフタイムを迎えた。

昨年の前回大会決勝と同じ顔合わせに

 そのハーフタイム中に会場のシカゴ市内一帯に雷雲が発生したため、後半開始が約2時間30分も遅れるハプニングが起きた。会場スタッフが必死の作業をしたものの、後半は水しぶきが舞うなかでの試合となった。ロッカールームで長時間過ごした影響からか、後半11分にはコロンビアのMFカルロス・サンチェスがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場となり、さらなる苦境に立たされた。

 同24分にはハメスが急激に縦へ落ちる変化の左足ミドルで相手GKを脅かし、後半35分にはバッカを投入するなど数的不利でも反撃を見せたが、チリの老獪な守備にいなされて無得点に終わった。

 攻撃陣が絶好調のチリと、FWリオネル・メッシが輝きを見せるアルゼンチンとの2大会連続となるファイナル。昨年の前回大会決勝は、地元開催だったチリが0-0からのPK戦の末にアルゼンチンを4-1で破り、初の南米王者に輝いている。名勝負の予感漂う頂上決戦は、欧州選手権に負けず劣らずのビッグマッチとなりそうだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/23(木) 13:33

Football ZONE web