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EURO初出場で奇跡の16強決めたアイスランド指揮官 国民の熱狂ぶりに「今日が我らの祝日」

Football ZONE web 6/23(木) 14:30配信

ハルグリムソン共同監督 健康記念日の“移行”を予言

 欧州選手権(EURO)で驚きのグループリーグ突破を果たしたアイスランド代表だが、あまりの快挙で、国民の祝日の日付が変わってしまうかもしれない。共同監督を務めるヘイミル・ハルグリムソン氏が「我々の国は祝日を変えることになるだろう」と語ったと米放送局「ESPN」が報じている。

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 人口わずか約33万人で、長年ヨーロッパフットボール界の弱小国だったアイスランドは、予選でオランダなどの強豪を打ち破って国際大会初出場を果たした。念願の大舞台でも勢いは止まらなかった。初戦でFWクリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルに1-1のドローを手にすると、続くハンガリー戦で終盤に追いつかれたものの1-1と2試合連続の勝ち点を積み重ねた。

 そして迎えた第3戦オーストリア戦では前半18分にFWダディ・ホドバルソンのゴールで先制する。後半15分に追いつかれたものの試合終了間際のラストプレーでカウンターからMFイングビ・トラウスタソンが決勝点をゲットし、念願の初勝利と16強進出を決めた。

 今大会最大のサプライズと言えるアイスランドの躍進だが、選手や指揮官も喜びを隠せないようだ。ラーシュ・ラーゲルベック氏とともに二頭体制でチームを率いるハルグリムソン氏は会見でこう話した。

「我々は国民の祝日を変えることになるだろう。通常は6月17日が建国記念日だ。政府はそれを今変えているところなんじゃないかな。我々にとってはそれだけの意味がある」

人口の8%がフランスで応援 「観衆の50%は知り合い」

 建国記念日から祝日を変更するという話は、今大会のアイスランド国民の熱狂ぶりからは決して大げさではない。約33万人の全国民のうち8%もの人々が現地フランスへと渡って、スタジアムで母国のチームに声援を送ったとも言われている。この日マンオブザマッチに輝いたDFカリ・アルナソンも「前にも話したけれど、試合に家族が来ているようなもの。観衆の約50%が知人だよ」と冗談めかしつつ、こう喜んだ。

「それくらい僕らにとっては特別に甘美なものなんだ」

 昨シーズンはプレミアリーグで日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが奇跡の初優勝を遂げて話題となったが、今度はアイスランドが世界中に驚きをもたらしている。“ミラクル・アイスランド”の決勝トーナメント1回戦の相手はイングランド。サッカーの母国を打ち破るジャイアントキリングが起きれば、新たな祝日が誕生するかもしれない。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/23(木) 14:30

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