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EUROで活躍中のモラタの買い戻しを発表したレアル・マドリーの思惑

SOCCER DIGEST Web 6/23(木) 18:36配信

大物の獲得資金の足しにすべくモラタを転売したとしても。

 レアル・マドリーが6月21日、2014年夏にユベントスに移籍したアルバロ・モラタの買い戻しオプションを行使すると正式に発表した。

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 買い戻し金額は、当初の取り決めどおり3000万ユーロ(約35億円。一部報道では3200万ユーロ)。売却時の移籍金は2000万ユーロ(約24億円)で、R・マドリーはひ弱さの否めなかったFWを、1000万ユーロ(約12億円)でユベントスにスペイン代表のレギュラーになるまでに育ててもらった計算になる。

 復帰するモラタについて、R・マドリーはオフィシャルサイトで「ジネディーヌ・ジダン監督率いるファーストチームのプレシーズンのトレーニングに加わる」と発表している。とはいえ、彼がこのままチームに残るかは不透明だ。

 かねてから噂されているのが転売の可能性だ。現状ではモラタはCFのカリム・ベンゼマの控え。サイドにも対応するとはいえ、両翼にはクリスチアーノ・ロナウドとガレス・ベイルが君臨する。2年前と同様、出場機会を求めて移籍を希望しても不思議はない。

 EUROで活躍中のモラタの移籍市場での人気は沸騰中で、チェルシーやアーセナルなどから熱視線が注がれている。実際、代理人のファンマ・ロペスもプレミアリーグの強豪からオファーが届いた事実を認めている。R・マドリー側に安売りするつもりはないが、英国メディアが試算しているように5000万ポンド(約77億円)前後の値が付けば、売りに出す可能性は十分ある。

 というのもR・マドリーは今夏、さらなる大物の獲得を画策している。それぞれジダン監督とフロレンティーノ・ペレス会長がご執心のポール・ポグバ(ユベントス)、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)がメインターゲットで、いずれも高額の出費が予想される。

 代理人のミーノ・ライオラが「交渉の初期段階に入った」と漏らしているポグバの移籍金は、1億ユーロ(約120億円)超と見られ、その獲得資金の足しにすべくモラタを手放しても不思議はないのだ。すでに本人に接触したとの報道もあり、移籍金8000万ユーロ(約9600万円)前後と見られるバンドフスキを迎えるにしても、同様だ。

 仮にレバンドフスキを獲得すればベンゼマの去就にも影響を及ぼすはずだが、いずれにしてもモラタがCFのファーストチョイスになる見込みは薄い。

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最終更新:6/23(木) 18:47

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