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フジロック・スタッフが選ぶベスト・アクト5選:オレンジ・コート編

ローリングストーン日本版 6/23(木) 17:00配信

【特別連載】
ローリングストーン日本版 × フジロックフェスティバル ’16



2014年を最後に姿を消してしまった、サッカー場を利用した開放的なステージ、オレンジ・コートにも長年にわたり数々のアーティストが出演し、その歴史を築いてきた。中でも、特に記憶に色濃く残るベスト・アクトを担当スタッフが選出。大人な雰囲気のアーティストが目立つラインナップとなった。

1. 渋さ知らズオーケストラ(2003年出演)

「総勢70名以上がステージに乗る。色んな仕掛けがあるってことで本番前夜にリハーサルをやった。火薬とオイルを使った火炎ショーはその時やってみて非常に危険だったのでNGに。本番はフロアが超満員で大盛り上がり。その時以来大好きになってしまった。制約がある中でステージも客席も120%燃焼できたのではないだろうか」

2. 上原ひろみ(2005年出演)

「トニー・グレイ(b)、 マーティン・ヴァリホラ(ds)とのトリオで初めてのフジロック出演。この時はオーディエンスもまだ少なかったが、2012年にアンソニー・ジェイムス、サイモン・フィリップスのトリオで来た時は入場制限がかかるほどになっていた。イーノやフィル・マンザネラとのユニット、801でドラムをしていたサイモン・フィリップスに会って話せたことも思い出深い。また昨年、グリーン・ステージで彼女を見た時には05年のことを思い出し、感慨深いものがあった」

フジロック・スタッフが選ぶベスト・アクト5選:オレンジ・コート編(2)

3. ソウル・フラワー・ユニオン(2009年出演)

「"苗場から歌は自由を目指す!" 頭脳警察からソウル・フラワー・ユニオン、渋さ知らズオーケストラという流れの中、ソウル・フラワー・ユニオンの最後の曲『歌は自由を目指す』でステージは終了した。にも関わらず、フロアではオーディエンスが "苗場から歌は自由を目指す!" というフレーズを引き継ぎ延々と練り歩く。渋さ知らズオーケストラが始まるまで続きそうなオーディエンスの行進は自然と巻き起こった光景だったが感動的だった」

4. CONGOTRONICS vs ROCKERS(2011年出演)

「ベルギーの老舗インディー・レーベル、クラムドディスクにより発掘されたコンゴ民主共和国のコノノNO.1+カサイ・オールスターズの選抜メンバーとディアフーフ、フアナ・モリーナ、ワイルドバーズ & ピースドラムス、そしてスケルトンズのマット・メーラン、さらにクラムドディスクのプロデューサー、ヴィンセント・ケニスとの一大コラボレーション。永遠に続くんじゃないかと思うほどアフリカン勢とオルタナ・ロック勢が気持ちよいグルーヴを紡ぎ出す。フジロックやってて良かったと思えた」

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最終更新:6/23(木) 17:00

ローリングストーン日本版

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