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秋元康が語るセクシー論「男は女が思うほど単純じゃない」

VOGUE JAPAN 6/24(金) 23:30配信

セクシーという言葉には、想像力をかき立てる何かが存在する。数々の社会現象を巻き起こしてきたヒットメーカー、秋元康が世の中に仕かけてきた、セクシーな女性の本質とは?

「僕は強調されたセクシーを、全然セクシーだと感じない」


ーーAKB48をはじめとする日本のアイドルたちは、どちらかと言うとセクシーさを隠して売り出しています。ファンは自分たちなりのセクシーを見つけているとは思いますが、その日本独自の文化の裏に潜むセクシーさを、どう捉えていますか? 


欧米のように16歳から車の免許を取れる文化と、18歳からしか取得できない文化。あるいは日本人は幼く見えたり、体型的な相違だったり。そういうところで海外とはセクシーの捉え方が違うところはあると思います。でも、セクシーは外見や着ているもので決まるのではない。本質は何かというと「発見」なんですよ。男性側が女性のセクシーさを「発見」することにあるんです。

だけど、すべてがさらけ出されていたら、「自分だけが発見した」という特別感がなくなるので、その対象はセクシーに見えなくなってしまう。昼は淑女のように、夜は蝶のようにではないけれど、普段ものすごくボーイッシュな子のたまたま見えた腕が細くて女性らしかったとか、そういうなにがしかのギャップや意外性がセクシーなんだと思います。

モード界の今季の流行がセクシーな服というのも同じで、いつもセクシーだと言われている恰好をしている人が今流行のセクシーな服を着てもそれは普通だけど、いつもはそういう服を着ない人たちが着るからこそ、それがギャップで流行するのと同じだと思いますね。



ーーAKB48の女の子たちのキャラクター、たとえば「セクシー担当」「バラエティ担当」といった役割的なものも、プロデューサーとして「発見」し、彼女たちにアドバイスをするのですか? 

それはまったくないですね。たとえば小嶋陽菜だったら彼女が自分の中で自分のキャラを見つけたのかもしれないし、ファンの人たちが見つけてそこを盛り上げていってあげたのかもしれない。彼女たちはいろいろな人たちの「発見」の中で自分にしっくりくるものが見えてきたんだと思います。

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最終更新:6/24(金) 23:42

VOGUE JAPAN

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