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中年童貞の値段は36万円未満?

BEST TIMES 6/25(土) 12:00配信

日本には44万9261人の童貞がいる

 門倉貴史著のベスト新書『不倫経済学』より、日本の中年童貞の実態を紹介しよう。

 いわゆる「中年童貞」の間では「レンタル彼女」のサービスが人気だ。「レンタル彼女」は、女性キャストが依頼を受けた男性客とデートをして恋愛気分を味あわせてあげるというもの。

 「レンタル彼氏」と同様、「レンタル彼女」も性的なサービスの提供は一切ない。トラブルが発生することを避けるため、男性客は女性キャストと車でドライブしたり、レンタルルームなどの個室に一緒に入ることも認められない。

 利用料金は業者によってまちまちだが、平均すると1時間当たり5千円~7千円。そのほか、指名料(2千円~3千円)と交通費(都内23区で2千円~3千円)がかかってくる。

 では、「レンタル彼女」の需要層である中年童貞はどれぐらいの数に上るのだろうか。相模ゴム工業株式会社が2013年1月に行った大規模調査によると、30代男性の童貞率は9.5%、40代は3.7%、50代は1.5%、60代は0.5%に上った。

 総務省『国勢調査報告』をもとに、これを人数に換算してみると、30代の童貞男性は34万7911人、40代は7万8374人、50代は1万9298人、60代は3678人で合計44万9261人に及ぶ。約45万人が「レンタル彼女」の潜在的な利用者ということになるだろう。

 中年童貞が「レンタル彼女」のサービスを利用するのは、女性との心のつながりがリアルに体験できるからだ。もし、女性と会話をするだけの疑似恋愛を楽しみたいのであれば、キャバクラやガールズバーなどに行けば目的を達成できる。また、童貞を捨てたいのであれば、ソープランドに行くのが手っ取り早い。

 中年童貞が、わざわざ料金の高い「レンタル彼女」のサービスを利用するのは、本当の恋人同士という感覚に、高い価値を置いているからにほかならない。また本命の彼女とのデートの予行練習の目的で「レンタル彼女」を利用する中年童貞もいる。

 ちなみに、男性の「童貞」にあえて値段をつけるとすればどれぐらいになるのだろうか。インターネットのオークションで実際に落札された事例をみると、ロシア人男性アレクサンドル・ステパノフさん(当時21歳)の「童貞」につけられた値段は3千ドル(約36万円)だった(2012年10月24日にブラジル人女性が落札)。一方、女性の「処女」については、09年に米国の女子大生ナタリー・ディラン(当時22歳)さんがネットオークションに出品、最終的に370万ドル(約4億4400万円)で落札されており、「処女」と「童貞」では値段に1233倍もの開きが出ている。

 童貞の値段は男性の容姿や年齢によっても左右されるので、おそらく中年童貞の値段は36万円よりはもっと低いものになるだろう。いや、1歳年齢が上がるごとに加速度的に値段が下がっていくとみられる。年齢によってはマイナスの値段がつくかもしれない。

 中年童貞が自分の「童貞」を大切に守っても、女性たちにとってはそれだけの価値はないようなので、早く誰かに「童貞」を捧げてしまったほうがいいかもしれない。

<『不倫経済学』(門倉貴史)より一部抜粋>

文/門倉 貴史

最終更新:10/6(木) 16:21

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情を揺さぶれたらいいな、と思います。