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韓国代表は“走ってなんぼ”。強豪との欧州2連戦で取り戻した自分たちの色

フットボールチャンネル 6/25(土) 7:30配信

日本が国内でキリンカップを戦っていた頃、お隣韓国はヨーロッパに遠征していた。しかも対戦相手はスペインとチェコ。絶好のテストの環境で、ウリ・シュティーリケ監督がチームに根付かせた意識とは何か。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

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4年ぶりのヨーロッパ遠征も、スペイン相手に大敗

 日本で久々のキリンカップ開催が確定した頃、韓国ではある意味“異常な”ニュースが発表された。ウリ・シュティーリケ監督(ドイツ、61)が率いる韓国代表のヨーロッパ遠征が発表されたのだ。実に4年ぶりのヨーロッパ遠征。いや、EURO2016目前という時期的特殊性もあり、ヨーロッパに遠征するだけでその勇敢なスタンスは大いに称賛されるべきことかもしれない。

さらに、対戦相手がさらにファンを喜ばせると同時に緊張させた。前EURO王者のスペイン、そしてチェコだったのだ。あえて説明を加えなくとも、ワールドクラスの選手がベンチを埋めるチームに違いない。両国ともEUROに出場が決まっており、真剣勝負できる利点もついてきた。

メンバーはヨーロッパ組に中東で勢いを増した選手たちが大半を埋める中、国内組、中国勢やJリーグ勢が穴を埋める形で組まれた。2人のGK枠にキム・ジンヒョン(セレッソ大阪)とチョン・ソンリョン(川崎フロンターレ)が入ったのが特徴といえば特徴で、アドベンチャラスな構成ではなかった。むしろヨーロッパで結果を残していない選手も招集していることからシュティーリケ監督の好みがわかるメンバー構成だった。

初戦のスペイン戦(6月1日)は中立のオーストリア・ウィーンで行われ、ともにベストメンバーで挑んだ。キ・ソンヨン(スウォンジー)を中心に前線にはソン・フンミン(トッテナム)、チ・ドンウォン(アウグスブルク)を先発させ、ビルドアップに自信を持つキム・ジンヒョンが先発、攻撃的な布陣を送り出した。

前半の15分までは緊張感のある試合であったが、ダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)のすさまじいフリーキックが決まってから状況が急転。キム・ジンヒョンやDF陣が対応しきれず、試合が終わってみれば6-1のスコア。

韓国は自分たちの色を失い、まともなチャンスさえ作れずに敗退。4年前、デビュー戦で完敗を喫した際に先発を務め、唯一高評価されたキム・ジンヒョンはこの試合でミスを連発し、経験不足を露呈した。

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最終更新:6/25(土) 17:06

フットボールチャンネル

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