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ヒミツのデータは死後どうなる?「事前の契約」で処分を決めておくべし

ライフハッカー[日本版] 6/25(土) 20:10配信

あなたの「死後」をインターネットでサポートします――。Yahoo!は利用者が亡くなった場合に、葬儀社の手配をしたり、ネット上の利用サービスを自動停止したりするサービス「Yahoo!エンディング」を開始しました。

発表によると、死亡が確認された段階で、生前に利用していたYahoo!関連のサービスなどを自動停止するとのこと。たとえば、ネット上に個人のデータを保存できるオンラインストレージ「Yahoo!ボックス」では、データを自動的に削除。さらに「生前準備」として、自分が死亡した際、親しい人たちに自動送信される個別メッセージもあり、最大200人分を作成できます。

ネットサービスでも、人生の終わりに備えた「終活」への対応が始まったことは興味深いといえます。ただ、突然、何の備えもないまま亡くなる人も少なくありません。たとえば、「Yahoo!ボックス」内に秘密のデータを保管していた人が、こうしたサービスを使わないまま、ある日突然に死亡した場合、データはどうなるのでしょう。内田公志弁護士に聞きました。

きわめて個人的なデータも「相続人」が受け継ぐ?

内田氏:『Yahoo!ボックス』のようなオンラインストレージ内のデータの管理は、契約申込者(利用者)とサービス事業者の間の契約に基づいて処理されます。この場合の契約とは、一般的に、データに関する保管場所をサービス事業者が提供するというものです。法的に説明すると、一種の『管理委託契約』と呼ばれるもので、この契約は、データの保管をサービス事業者に委託した利用者の『死亡』により終了すると考えていいでしょう(民法656条、同653条1号)」

とすると、データは自動的に消去されるのでしょうか。

内田氏:いいえ。契約は終了しても、その精算業務が問題となります。原則として『預けたデータの返還を求める権利が発生し、その権利を相続人が承継する』と考えられるのではないでしょうか。特に個人事業主が、事業の経理データをオンラインストレージで管理していた場合を考えてみましょう。本人が死亡した際に、その経理データは、個人事業の相続人に承継されない、という解釈を採用するのは実務的に不都合でしょう。

ただ、事業のようなデータではなく、誰にも知られたくないような、きわめて個人的なデータの場合ならば、相続人が引き継ぐことができるのでしょうか。

内田氏:そうですね。このあたりは議論の余地があるところです。最高裁判所の判例はまだ出ていません。判例が出るまでは、『絶対にこうなります』と断定することはできません。

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最終更新:6/25(土) 20:10

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