ここから本文です

東大・宮台撃ちで侍ジャパン大学代表入り。4番候補は右のスラッガー・大山悠輔(白鴎大)

ベースボールチャンネル 6/25(土) 17:10配信

大学球界で希少な右の強打者

 侍ジャパン大学日本代表を率いる横井人輝監督(東海大)は、第40回日米大学野球選手権大会(7月12日開幕/新潟・東京・静岡で全5試合)に出場する代表24選手の発表をした席上で1人の選手を称賛した。

第40回 日米大学野球選手権大会の日本代表メンバー

「大山くんが非常に目立った活躍をしてくれました。クリーンアップの一角を担えるだろうという期待があります」

 そう名前を挙げられたのが、白鴎大の内野手・大山悠輔(4年・つくば秀英)だ。高校・大学と全国大会に出場できておらず、一般的な知名度はまだ低いが、その実力は確かなものだ。

 つくば秀英高時代は投手としても140km/hを超えるストレートを投げ込んでいたが、白鴎大入学を機に打者に専念。1年春から三塁手のレギュラーを掴むと、力強いシャープなスイングでリーグ戦通算15本塁打を積み重ね、強肩を生かした送球も大きな武器となっている。特に今春は、14試合に出場しシーズン新記録となる8本塁打、タイ記録となる20打点を記録した。

 チームはリーグ3位に終わったが、確かな手応えを抱き、全国の精鋭が集う代表選考合宿へ乗り込んだ。

 そして選考合宿1日目の紅白戦第1打席で、東大の左腕・宮台康平(3年・湘南)から二塁打を放つと、これで勢いに乗った大山は3試合連続安打を記録し、打撃練習では豪快な打棒を披露した。さらに守備でも本職の三塁だけでなく、遊撃と二塁の守備もソツなくこなしたことも高い評価を得て、文句なしの代表入りとなった。

好投手との対戦で技を磨く

 この守備の成長に驚いているのは、中学時代から大山の才能に惚れ込んでいた沢辺卓己氏(つくば秀英元監督)だ。

 打撃や野球センスは当時から郡を抜くものがあったが、「守備に関しては股が割れないところがあったので、外野手になるのかなと思っていました」と振り返り、「我々の想像を超えた努力をしている成果でしょう」と目を細めた。

 これまでも田中正義(創価大)、生田目翼(流通経済大)、佐野泰雄(当時平成国際大/現西武)、そして宮台からも過去に本塁打を放つなど様々な投手に対応できるのも強みとなっている。

「僕らのリーグもこれで注目してもらえるかもしれないですし、日本代表としても恥ずかしくないプレーをしたい」と大山は意気込む。

 ようやく日の目を見そうな大物キラーの次なる標的は、メジャー予備軍の大学米国代表だ。


高木遊

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:6/25(土) 17:10

ベースボールチャンネル

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。