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英ポンド暴落でマンU移籍濃厚のイブラがユーロ立て給与を希望? 年俸高騰に拍車か

Football ZONE web 6/25(土) 13:28配信

英国EU離脱問題の余波 外国人選手側がポンド立ての給与支払いを拒否?

 全世界に衝撃を与えたイギリス国民投票によるEU離脱問題だが、サッカー界の移籍市場にも影響を与えようとしている。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍で合意間近とされているスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとの契約について、ポンドの下落が問題になろうとしているという。イタリア衛星放送「スポーツ・メディアセット」が特集している。

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 イギリスのEU離脱が国民投票で賛成多数になることが確実になる頃から、イギリスの通貨ポンドはユーロやドルに対して一気に下落した。プレミアリーグのチームは基本的にポンド立てで選手の給与を支払うが、この状況を鑑みてイブラヒモビッチ側はポンドではなくユーロ、もしくはドル立てでの給与支払いを交渉の要求に組み込むという。

 それを受け入れた場合、ユナイテッドの支出額は当初はユーロ換算で1500万ユーロ(約17億円)だったところが、今のレートでは1700万ユーロ(約20億円)まで増加するという。今後も予断を許さないポンドの下落幅次第では、さらなる実質的な高年俸化が進む可能性もある。

今夏の移籍交渉にも大きく影響

 この問題は、他のプレミアリーグ全てのクラブに当てはまる問題になり得そうだ。特に、今季に移籍を検討している外国人選手は、ポンド立てではなくユーロ立てでの契約を望む可能性が高い。いくら資金が潤沢なプレミア勢とはいえ、国内の経済状況も不透明ななかでは大きな投資をしづらくなることも考えられる。

 各国の外国人枠や、プレミアリーグ加入選手の労働許可証の問題に発展することが予想されているイギリスのEU離脱だが、現実的には為替レートによる影響を真っ先に受けることになりそうだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/25(土) 13:28

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