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鹿島で通算25度目の戴冠劇となった小笠原 次世代に受け継がれる“常勝軍団”のDNA

Football ZONE web 6/25(土) 22:57配信

福岡を2-0で破り、2009年以来のリーグタイトルを獲得

 常勝軍団のDNAが受け継がれた瞬間だった。鹿島アントラーズはJ1ファーストステージ第17節アビスパ福岡戦を2-0で勝利し、7年ぶりとなるリーグ戦でのタイトル獲得を成し遂げた。ステージ制覇なども含めれば、鹿島で通算25度目となる戴冠劇となった主将の元日本代表MF小笠原満男は、「素晴らしいスタッフと選手、サポーターとつかみ取った優勝です」とクラブの結束力が生み出した優勝だと話した。

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 試合序盤、福岡の果敢な姿勢に受けに回った鹿島だが、前半27分にMF柴崎岳が右CKでキッカーを務めると、正確なキックでゴール前にクロスを送る。するとフリーとなったDF山本脩斗がヘディングで合わせて、鹿島にとって大きな先制点を奪った。

 10分後には右サイドの最終ライン裏へ抜けた日本代表FW金崎夢生がゴール前へ冷静にラストパスを送ると、マークを外したMF土居聖真が落ち着いてゴール左へと蹴り込み、2-0とリードを広げた。後半は着実に時計の針を進める“これぞアントラーズ”という試合運びを見せて、見事にファーストステージ制覇を成し遂げた。

「素晴らしいスタッフと選手、サポーターとつかみ取った優勝だと思います。これだけ多くの方に集まってくれて僕らの力になりました」

ステージ制覇も含めれば驚異の“25冠”

 試合後のインタビューでキャプテンの小笠原は開口一番、この日カシマスタジアムに駆けつけた3万1636人のファンに感謝の念を伝えた。6度のJリーグ年間王者、5度のナビスコカップ(今季決勝トーナメントからルヴァンカップに改称)制覇、天皇杯優勝も計3回を数える“三冠コレクター”の小笠原だが、ステージ優勝は01年以来、自身にとって4回目の制覇となった。

 さらに富士ゼロックススーパー杯やスルガ銀行チャンピオンシップなども含めれば、小笠原の鹿島でのタイトル獲得数はこれがじつに25回目を数えるなど、小笠原は“常勝軍団”鹿島の中核として長年プレーし続けた。今年の4月で37歳を迎えたが、勝利への意欲は衰えるどころか増す一方だ。

「まだシーズンは続きますし、セカンドステージを獲るようにプレーしますので、これからの試合もこのような雰囲気で試合をできるように頑張りたいと思います」

 インタビュー後にはチームメートから水を浴びせられたが、日本代表DF昌子源らも絶大な信頼を寄せるなど、その存在感はいまだ圧倒的だ。

「本田(泰人)さん、秋田(豊)さん、柳沢(敦)さんにかけてもらった言葉があるので、自分は真似しているだけです」

 小笠原は試合後のテレビインタビューで偉大なレジェンドの名前を出して謙遜したが、その“鹿島スピリット”は柴崎や金崎、そしてU-23日本代表DF植田直通ら新世代に引き継がれたことは確か。常勝軍団が取り戻した勝負強さを胸に、2009年以来となる年間王者へ、歩み続けるはずだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/25(土) 23:07

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