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今夏140億円の強化予算を誇るレスター エース流出阻止に続き、70億円を費やし主力慰留へ

Football ZONE web 6/26(日) 19:31配信

戦力維持が最優先 マフレズ、カンテ、ドリンクウォーターの引き留めに全力

 今夏に主力の大量引き抜きの危機に瀕しているレスター・シティは、4年の契約延長で合意に至ったイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを含め、主力4選手の慰留に計5000万ポンド(約70億円)のコストをかける準備があるようだ。英紙「デイリー・スター」が報じている。

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 おとぎ話にたとえられた奇跡の初優勝を成し遂げたレスター陣営は、今夏の選手補強に計1億ポンド(約140億円)以上の投資も辞さないという。そしてその軍資金の半分、およそ5000万ポンド(約70億円)は主力の慰留に費やす考えのようだ。

 アーセナル移籍が秒読みと伝えられたプレミアリーグ年間最優秀選手のヴァーディは、新たに4年の契約延長で合意。レスターはエースに対して、クラブ歴代最高額となる週給10万ポンド(約1400万円)の待遇を提示しているようだ。現時点では週給8万ポンド(約1120万円)と言われている。

 パリ・サンジェルマンやレアル・マドリードへの移籍が噂されるフランス代表MFエンゴロ・カンテに対しても、週給8万ポンドの新契約をオファー中だという。昨夏に仏1部カーンから560万ポンド(約7億8000万円)というお買い得価格で獲得したダイナモは、今やフランス代表にも定着した。守備はもちろん、攻撃の起点にもなれるまさにチームの心臓として活躍した。

大物を惹きつける“求心力”には乏しく…

 このところはトーンダウン気味だが、アーセナルやバルセロナからの関心が取り沙汰されたアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ、カンテとともに中盤を支えたイングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターに対しても、レスターは大幅な昇給を検討しているという。絶対的な主力4選手への昇給オファーのコストは合計70億円にも上るというが、それでも引き留めに躍起になっている。

 TV放映権料の分配金だけで100億円を超える収入を手にするなど、レスターはプレミア初制覇を成し遂げたことで潤沢な資金力を手にし、来季はUEFAチャンピオンズリーグに出場する。しかし、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドのようなワールドクラスを引きつけるほどの求心力はない。それだけに、今季ブレークを遂げた主力選手たちを手放すわけにはいかず、戦力維持を最優先に、彼らの慰留に大金を注ぎこむことになりそうだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/26(日) 19:31

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