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ilove.cat:人形作家・粟辻早重×トロ - 自立性をはぐくむ距離感

Casa BRUTUS.com 6/27(月) 15:30配信

人形作家であり世界のヤカンを蒐集するやかんコレクターでもある粟辻早重さんは、愛猫・トロさんと暮らしています。

“猫かわいがりはしないのよ”といいながらも、猫との暮らしをマイペースに楽しんでいる粟辻さん。18歳になるトロさんの不思議な魅力に迫ります。

Q トロさんとの出会いは?

実は我が家には、もう1匹、すごく可愛い猫がいたのです。オシキットという虎柄の雄猫で、名はアディといいました。アディが2歳になった時に、もう1匹いたらいいかなと、トロを迎えることに。トロはまだ子猫だったので、家にきてからは、ずっとアディがトロを抱きながら、面倒をみていました。トロは優しさというものを、兄猫から教えてもらったと思うのです。

Q 1歳半違いとはいえ、人間に例えるとけっこう歳の差がありますよね。トロさんはどんな性格ですか?

頭がいいです。また猫好きな方かどうかっていうのも、すぐわかるみたい。いつもは3階にある私のデスクの下で寝ていますが、撮影があるってわかっているのね。今日はずっとリビングにいますね。多分、私たちの会話も理解しているんじゃないでしょうか。

Q 猫は20歳を過ぎると、人間の言葉がわかるようになるという伝説もあります。

いまトロは18歳ですけど、10歳を過ぎたあたりから、なんだか人間に近づいてきた気がします。アディがいた時は、猫だけの社会があるから、って彼らの生活を尊重していました。2匹は、自分たちの社会をもっていましたね。そこに人間は入ってはいけない。でも1匹になってからは、人間との会話が自然と多くなって、より言葉を理解しはじめたのかもしれません。

Q もともと粟辻さんは猫好きだったんですか?

いえ、犬好きだったんですよ。猫たちが来る前は、シーズーを飼っていました。14歳くらいで、腫瘍ができて亡くなってしまって。そのあと、主人が亡くなって、寂しいのではと思った娘たちが猫を連れてきてくれたんです。それからは猫との暮らしですね。アディは13歳まで生きました。

Q トロさんはずっと元気ですか?

彼女はとっても健康です。3~4日家を空けても全然平気。精神面でも、ものすごく自立しています。庭に出ると、近所の外猫が来た時にもちゃんと見張っています(笑)。

Q アディさんに育てられたから、猫社会についても自覚があるんですね。どうしても1匹で家だけで飼っていると、人間にしか接することができず、自分を人間だと思っていそうな猫もいますよね。

トロは自分は猫であるという自覚はあると思います。食卓の上の食べ物は絶対食べませんからね。先日、トロの食欲が減った時、娘から鰹節を勧められてあげたら、とても喜び、毛艶がよくなりました。でも基本は、ドライフードしか食べませんね。美味しい缶詰を取り寄せたこともあるのですが、見向きもしない。いつも普通のカリカリしか食べないんですよ。カリカリ食べているから、歯も丈夫です。

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最終更新:6/27(月) 15:30

Casa BRUTUS.com

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