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独創的な発想が欲しいときは雑念を味方につける

ライフハッカー[日本版] 6/27(月) 21:10配信

雑念はほとんどの作業の邪魔になりますが、独創的な発想が欲しいときはそれなりの良さを発揮します。99Uは1つのシンプルな経験則を提示しています。それは「アイデアを生み出したいときは雑念を積極的に活用すること。アイデアを実行に移すときは集中力を生かすこと」というものです。

神経心理学の専門誌『Neuropsychologia』に最近発表された研究では、被験者が集中力を削ぐように作られた作業を完了するように指示されました。質問表で創造性の高い作業の達成が報告されるほど、被験者は注意力散漫になる傾向がありました。この研究は次のような結論に達しています。



“...高い創造性を要する作業の達成は不一致刺激より一致刺激に対して素早く反応することと関係があり、実世界の創造的な業績は注意が散漫になることと関係があるようだとしています。一方で標準的な研究室で行われる発散的思考のテストではそうはなりません。”


これは1つの研究にすぎず、自己申告の部分もありますから、相関的因果関係については議論の余地があるかもしれませんが、実際には、これは何ら目新しいことではありません。以前も米Lifehackerでは雑念は自分がいつも入っている箱から飛び出すように考える助けになることを説明しています。科学雑誌『Scientific American』も次のように述べています。


“洞察力の問題は自分が入っているいつもの箱から飛び出すような斬新な思考にも関係があります。感受性の強さが「雑念」につながることがここでは利点となります。1日の一番忙しい時間帯からはずれると私たちは注意力が低下するので、もっと幅広い情報を感受するのかもしれません。このように視野の幅が広がるせいで、もっと別の多様な解釈ができるようになり、イノベーションやヒラメキを培うことになるのです。”



繰り返しになりますが、集中力が必要なときは雑念は大敵です。99Uが提唱するバランスは大変シンプルで、アイデアを思いつきたいときは心を自由に遊ばせること、そのアイデアを実行に移すときは雑念を撃退することです。

それでは心を自由に遊ばせるにはどうしたら良いのでしょうか。それには休憩を取ることです。本を読んだりビデオを見たり友人とおしゃべりしましょう。私の場合、何を書いたらいいか考えていて立ち往生してしまうと、母に電話します。会話に夢中になると、私の脳は仕事から離れて自由になり、必ず新しいアイデアがいくつか浮かびます。読者のみなさんも自分の雑念がどのような感じかはよくわかっていると思います。それを有利に使う方法をさらに知りたい人は、下記の99Uの記事をお読みください。


How to Use Distraction to Your Advantage | 99U
Kristin Wong(原文/訳:春野ユリ)
Photo by tiago.

最終更新:6/27(月) 21:10

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