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【MLB】ダルビッシュ、万全の状態で復帰へ。エース不在もチームは首位独走、指揮官も「急ぐ必要はない」

ベースボールチャンネル 6/27(月) 17:00配信

エース離脱も首位を独走中

 復帰戦は、早くて前半戦最終カード。もしくは慎重にいけば後半戦からとなりそうだ。

 レンジャーズ・ダルビッシュ有が26日に離脱後初めてブルペンでの本格的な投球練習を行い、変化球を交え30球を投げた。投球から一夜明けた状態を確認し、問題なければ27~30日のニューヨークでのヤンキース4連戦の間に打者を相手にしたシミュレーション・ゲームに登板するという。

 ダルビッシュは復帰3戦目の6月8日アストロズ戦で右肩に張りを訴え、5回76球を投げた時点で降板。その後も違和感は消えず、故障者リスト(DL)に入れられた。

 DL規定ならば24日のレッドソックス戦から復帰可能だったが、いまだ具体的なプランは見えていない。現在は右肩への負担を減らすため、右肘の位置を下げた投球フォームへの修正に取り組んでいる。

「我々は彼の復帰を急ぐ必要はない。問題があるのか、ないのか。それをしっかりと見極めていきたい」。ジェフ・バニスター監督は地元紙フォートワース・スターテレグラムの取材にこう答えている。

 チームは25日現在、リーグ最高勝率.640をマーク。地区2位アストロズには9ゲームもの差を付け独走中だ。デレク・ホランド、コルビー・ルイスら先発ローテーション投手に故障者が相次いでいるが、指揮官の言葉通り確かに焦る必要はない。

指揮官に焦りの色は全くなし

 シミュレーション・ゲームで状態を確認できれば、その次は実戦復帰も可能だろう。最短ならば7月7~10日の前半戦最終カードとなるツインズ4連戦。より石橋を叩きリハビリ登板を挟むなら、後半戦開幕カードとなる15~17日のカブス3連戦、といったところが現実的なメドとなる。

 同監督は「これはトミー・ジョン手術から復帰への過程で、よく起こり得る問題なんだ」と説明する。「彼は、我々にどのように回復しているか、逐一報告してくれる。完全復活への過程で、全てがうまくいくことなんてないんだ」。レンジャーズは現在ローテを守るマーティン・ペレスら、何人もの同手術経験者を復活に導いてきた。そのあたりのノウハウは、他球団よりも蓄積されている。

 逆に現在のチーム状況は、ダルビッシュにとっても歓迎といったところだろう。復帰を焦らされることなく、納得のいく調整を積むことができる。万全の状態で後半戦から復帰し、エース級の働きをしてくれるならば、ちょっと長い夏休みも全く問題ではない。

 同手術から復帰1年目の投手は、年間投球イニングを150~180回に制限されるケースが多い。ポストシーズンで勝ち進んだ際など、年間投球イニングの問題が浮上するケースもあるが、この夏休みでその心配もなくなりそうだ。1試合での球数は90球前後に設定されており、仮に中4日を中心にフル回転したとしても150イニングにはもう届かない。

 この環境が許されるチーム状況に感謝し、細心の注意を払いながら復帰への段階を上げていく。

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:6/27(月) 17:00

ベースボールチャンネル

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