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メッシまさかのPK失敗でタイトル目前に涙 南米選手権はチリが120分PK戦の死闘制し連覇達成!

Football ZONE web 6/27(月) 12:04配信

前半で両チームから退場者の波乱

 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝戦はアルゼンチンとチリの両チームが前半で退場者を出す展開となり、PK戦にもつれ込む激闘となった。PK戦ではFWメッシが失敗するなどの展開となり、チリが連覇を達成した。

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 昨年大会と同カードとなった決勝戦、前回王者のチリはMFビダルの出場停止が明け、雪辱を期すアルゼンチンはMFディ・マリアが負傷から復帰するなど、両チームがベストメンバーをそろえた。

 試合開始16秒、メッシのパスを受けたMFバネガが鋭いミドルシュートを打ち、激闘を予感させる立ち上がりとなった。前半17分にはメッシが自ら得た直接FKを狙ったが、バルセロナの同僚GKブラボにセーブされた。

 メッシのFKから3分後、アルゼンチンに大チャンスが訪れる、相手DFのトラップミスを奪ったFWイグアインがブラボと1対1になってボールを軽く浮かせたが、ゴール枠をとらえられず決定機を逃した。それでもセットプレーからDFオタメンディが際どいヘディングシュートを放つなど、序盤はアルゼンチン優勢でゲームは進んだ。

 その中で27分、試合を大きく揺るがす判定が下る。メッシのドリブル突破を身体ごと止めに行ったDFディアスがこの日2枚目の警告を受け、退場処分が下る。その後は両チームがフラストレーションを溜め、37分にMFマスチェラーノとビダルが小競り合いを起こしてお互い警告を受けたかと思えば、メッシにもペナルティエリア内でのシミュレーションがあったとしてイエローカードが提示された。

そして42分にはDFロホがビダルを後ろから倒し、危険な方法でタックルしたと判断され一発レッドカード。これで両チーム10人ずつとなり、大荒れのまま0-0で前半を終えた。

昨年と同カードは2年連続でスコアレスのPK戦へ

 ハーフタイムを経て後半4分、チリは右サイドのFWサンチェスからボールを受けたFWバルガスが右足を振り抜くも枠外へと逸れたが、チリは前半に比べるとボール回しが機能し始める。受けに回ったアルゼンチンは同25分、イグアインに代えてFWアグエロを投入して状況打開を図ろうとしたが、時間が経つにつれて膠着した展開となった。

 後半アディショナルタイムにはサンチェス、メッシの両エースがそれぞれゴール前に迫る場面もあったが、スコアは動かないまま。90分間で決着はつかなかった。

 延長戦に入って前半8分、チリが左サイドからのクロスをバルガスが、アルゼンチンはその1分後にメッシの直接FKからアグエロがそれぞれヘディングで枠内にシュートを飛ばしたが、GKロメロとブラボの両守護神がスーパーセーブでしのぎ、得点を許さなかった。

 後半9分、メッシにとって大きな見せ場がやってくる。自ら得たファールでゴール前25mの位置で直接FKを蹴る。しかし渾身の一撃は壁へと当たってCKとなった。この後もゴールネットが揺れることはなく、2大会連続での120分間スコアレス、PK戦での決着となった。

 迎えた運命のPK戦、先行のチリは1人目のビダルがいきなりロメロに止められる。続くアルゼンチンもメッシがゴール上へと外してしまうまさかの展開となった。2人目、3人目とお互い成功させて迎えた4人目、チリのMFボセジュールが成功させる一方で、アルゼンチンはMFビリアがブラボに読み切られてストップ。続くチリ5人目のMFシルバが落ち着いて決めて連覇を達成した。メッシはまたしてもA代表タイトルを手にすることはできなかった。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/27(月) 12:04

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