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FRFスタッフが選ぶ、フジロック史に残る5つのハプニング

ローリングストーン日本版 6/27(月) 18:00配信

【特別連載】
ローリングストーン日本版 × フジロックフェスティバル ’16

【写真あり】FRFスタッフが選ぶ、フジロック史に残る5つのハプニング

フジロックの20年という長い歴史の中では、海外アーティストの招聘や天災など、数々の珍事件・大事件が起きてきた。その中でも特に印象に残るハプニングをフジロックのスタッフが厳選。そこにはレディオヘッドやニール・ヤング等の大御所アーティストの名前もちらほら。リアルに危険なものからクスリと笑えてしまうものまで、日本を代表するフェスならではの逸話ばかりだ。

1. グリーン・ステージのトリはどっちだ事件(2007年)

「2007年のグリーン・ステージの初日のトリがThe Cureで、トリ前はMUSEでした。ところが、MUSEの機材の日本到着が遅れて、苗場に間に合いそうもないという事件が勃発。そこでThe Cure (ロバートスミス)に、 "こういう事情だから順番を入れ替えてくれ" と言ったら、久しぶりの日本での公演だから絶対に順番は入れ替わらないと拒絶されてしまいました。なんとか機材はギリギリ間に合って、事なきを得たのですが、もしかするとMUSEの公演は飛んでいたかもしれません」
危なくステージに穴が空くところだった。メンバーはいるのに機材がないとは悲しい。ちなみに、諸事情で日本到着が遅れ、当日キャンセルになってしまったバンドも過去いくつかあったという。


2. 深夜に緊急土木工事事件(2009年)

「前夜祭から初日にかけて凄い量の雨が降り、予定されていた初日深夜のオールナイトフジも中止になりました。ところ天国からホワイト・ステージに繋がる橋のあたりが雨による川の増水で氾濫してしまうかもしれない状況になり、本部の判断で、急遽深夜にも関わらず突貫の土木工事をして、川の水の流れを広げる工事を行いました。冗談で "FUJI ROCKに不可能は無い" と言っていたスタッフもびっくりの出来事でした」
自然災害は回避することが出来ないため、適切な状況判断が必要になる。フジロックの運営陣はそういったトラブルに慣れているため事なきを得たが、少し判断を間違えれば大事故に繋がったかもしれない。まさに大自然の洗礼である。


3. コンピューターのメモリ不足事件(2007年)

「日本のマーケットもある程度認知された中でのSPACE COWBOYの来日とあって、本番はレッド・マーキーも満員御礼。しかし、当日ほぼやったことが無いラップトップでプレイしたところ、音が止まる・・・それも10回以上・・・本人はコンピュータートラブルと言ってたがけど、明らかにメモリー、処理能力が足りてなかったと思われます・・・」
異国の地、さらにはじめての会場で使い慣れない機材を使用するとは、チャレンジャー。しかも満員だっただけに、残念な出来事である。きっと音が止まったことにより誰よりも残念だったのは、本人のはずだ。

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最終更新:6/27(月) 18:00

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