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イタリアがスペインのEURO3連覇阻む! 完璧なる2-0勝利で8強進出

Football ZONE web 6/28(火) 3:56配信

前半33分にDFキエッリーニが決勝弾 相手の十八番パスワークを封じ込める

 イタリア伝統の“カテナチオ”が王者スペインを完全に封じ込めた。欧州選手権(EURO)決勝トーナメント1回戦で最大の注目カードとされたイタリア対スペインは、イタリアが前半33分にDFジョルジョ・キエッリーニのゴールで1点を奪うと、後半アディショナルタイムにFWグラツィアーノ・ペッレが追加点を挙げ2-0の勝利。ドイツと対戦する準々決勝に進出した。

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 グループEを開幕2連勝で早々と1位通過を決めたイタリアが、第3戦で主力9人を温存して万全の調整でこのゲームに臨んだ。一方のスペインは2連勝後のクロアチア戦も同じスタメンで臨んだものの敗戦。さらにこのゲームでも同じ名前が並び4戦連続同じスタメンで臨んだ。

  キックオフ直前から“ゲリラ豪雨”に見舞われたメイン会場スタッド・ドゥ・サンドニのピッチで、序盤からペースを握ったのはイタリアだった。前半8分、MFアレッサンドロ・フロレンツィのフリーキックにFWグラツィアーノ・ペッレがヘディングシュートを放った。これはスペインGKダビド・デ・ヘアがファインセーブを見せたが、同25分にはMFマッティア・デシリオのクロスにMFマルコ・パローロが頭で合わせる決定機を作った。

 すると同33分、ゴール前中央約20メートルでのペッレのポストプレーに対してスペインDFセルヒオ・ラモスが不用意なファウルでフリーキックを与えてしまう。これをFWエデルが強烈な低い弾道のシュートで狙うと、デ・ヘアはボールを大きく弾くことができずに目の前にこぼした。そこにイタリアMFエマヌエレ・ジャケリーニが突進すると、さらにボールはこぼれ、キエッリーニが押し込んだ。その後もイタリアはスペインに大きなチャンスを作らせることなく、先制点を手に1-0で前半を終えた。

後半アドゥリス起用も負傷交代

 後半に入ると、スペインのビセンテ・デルボスケ監督はFWアリツ・アドゥリスをセンターフォワードに投入し、ここまで3得点のFWアルバロ・モラタを左サイドに移した。そして同4分、セットプレーの二次攻撃で左サイドからのクロスが上がると、ゴール前正面でモラタがヘディング。しかし、この大チャンスでボールは力なくユベントスでの同僚GKジャンルイジ・ブッフォンの手の中に納まった。

 イタリアは守備に軸足を置きながらも鋭いカウンターでスペインを脅かした。同10分には、ペッレがフリックしたボールにエデルが抜け出して一気に突破。デ・ヘアと1対1になるビッグチャンスを迎えたが、タイミングよく飛び出したデ・ヘアがシュートを体に当ててストップした。

  スペインはボールを保持しながらも、なかなかイタリアが守備を固めるペナルティーエリア内に侵入していけない展開になった。MFアンドレス・イニエスタらがミドルシュートを狙うも、ブッフォンの牙城は崩せず。同36分には、後半から投入したアドゥリスを負傷でFWペドロに交代させる誤算にも見舞われた。

 そして、後半アディショナルタイム突入直後に前掛かりになったところを狙われ、途中出場のMFマッテオ・ダルミアンのラストパスからペッレに決められ2-0に。これで万事休した。

  前回大会ファイナルと同じカードという16強にしてはもったいないほどのビッグゲームは、イタリアがパーフェクトな試合運びで2-0で勝利し、雪辱を果たした。闘将アントニオ・コンテ監督に率いられ、前回のEURO王者を下したアッズーリ(イタリア代表の愛称)は、8強では2014年にブラジル・ワールドカップを制した世界王者ドイツと対戦する。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/28(火) 3:56

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