ここから本文です

2分でわかる「英国EU離脱」の「私たちの生活への影響」

ライフハッカー[日本版] 6/28(火) 16:05配信

英国の国民投票で「EU離脱」が過半数を超えました。スコットランドの首相がEU残留と英国からの独立を主張、都市部ロンドンと北アイルランドも残留の意思を示す一方、そのほかの地域は離脱派であり、デーヴィッド・キャメロン英首相は辞意を表明。英国内は激しく揺れています。そうした英国の状況を受けて、金融市場では2016年6月24日午後に一時1ドル00銭を記録するなど円高となっており、今後株価・為替の乱高下が起こることが予想されます。

英国の国民投票のこうした結果は、私たちの生活に影響があるのでしょうか? ライフハッカー[日本版]で以前から連載をしてくださっているファイナンシャル・プランナーの吉武亮さんに「英国EU離脱が私たちの生活に及ぼす影響」についてお話をうかがいました。要点をまとめると以下のようになります。

(1)日本の物価が下がり、消費が楽になる可能性が高い
(2) 株式・外貨の売買は相場が落ち着くのを待つ
(3) 英国のEU離脱は世界的な金融市場の不安定化を招く可能性も

また、以下に吉武さんの解説をご紹介します。

1. 日本の物価が下がり、消費が楽になる可能性が高い

── 英国の国民投票の結果は、私たち日本人の生活一般にはどのような影響を及ぼすのでしょうか?

吉武:予想から言うと、日本の物価が下がり、消費が楽になる可能性が高いです。

EU全体の英国への信用が低下し、ポンド売りが始まるでしょう。諸外国の通貨への信用が落ちると、世界的に円が買われる傾向があるので、円高になると思います。

私たちの生活は原油から食料品まで、海外からの輸入に大きく依存していますが、円高になると安く輸入することができるので、物価は下がるはずです。

2. 株式・外貨の売買は相場が落ち着くのを待つ

── 株式市場や為替相場の乱高下が予想されますが、保有している株や為替はどのように扱うべきでしょうか?

吉武:為替相場では反発が起こる可能性があり、手放すタイミングを間違えると、底値で売ってしまい、大きな損失を被る可能性があります。これは株式市場についても同様です。

リーマンショックのときも、ドルへの信用低下から円が買われ円高が進行しましたが、日本としては円高はリスクなので国が円安誘導を行いました。今回、ポンドへの信用低下によって円高が進行したとしても、そのときと同様に円安誘導が行われると思います。そのため長期的に見ると、現時点では下手に手持ちの株式や外貨を売り買いしないほうがいいでしょう。

もし動くのであれば、為替がいったん落ち着いたタイミングで、国内株や外貨を新たに購入するのがいいと思います。

1/2ページ

最終更新:6/28(火) 16:05

ライフハッカー[日本版]

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフハッカー[日本版]

株式会社メディアジーン

毎日更新中

最新ITサービス使いこなしガイド
ビジネス向けガジェット/ツール紹介
いま使える節約マネーハック術
モチベーションを上げるマインドハック

なぜ今? 首相主導の働き方改革