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「怪物的!」「巨人と呼べる!」王者スペイン撃破のイタリア代表イレブンに賞賛の嵐

Football ZONE web 6/28(火) 11:40配信

伊メディア採点 ブッフォンとイタリア版BBCは軒並み高得点

 イタリア代表は欧州選手権(EURO)決勝トーナメント1回戦で王者スペインを破り、2008年大会の準々決勝と前回12年大会決勝の雪辱を果たした。鉄壁の守備をベースに、前半に先制し、前掛かりになった相手を後半終了間際の追加点で突き放すという絵に描いたような“イタリアらしさ”を見せ、大会連覇中の無敵艦隊を撃破した。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が殊勲のスペイン戦の代表選手を採点している。

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 世界最高のパスワークで攻撃を仕掛けるとされるスペインを抑え込んだ守備陣には軒並み高評価が並んだ。国内リーク5連覇中の絶対王者ユベントスの守備陣をそのまま移植したGKジャンルイジ・ブッフォンと、その頭文字から「イタリア版BBC」と呼ばれる3バックのアンドレア・バルザーリ、レオナルド・ボヌッチ、先制点も挙げたジョルジョ・キエッリーニの4人は全員が7点以上の高採点。そして、キエッリーニにはチーム全体でも選手の最高点になる8点が与えられた。

「ブッフォン、7.5点。多くの時間で自分のところまでボールが来ない状況で守っていた。しかし、イニエスタのミドルシュートと、終了間際のピケのシュートを弾きだした。間違いなく怪物的な選手だ」

「バルザーリ、7点。前半はノリートを試合から消し去った。後半はモラタとシルバの脅威にさらされたが、経験に裏打ちされたプレーで穴をあけなかった」

「ボヌッチ、7.5点。ほとんどミスはなく、最終ラインからレジスタのようなプレーも見せる技術的にもリーダーだった。アドゥリスにはやや苦しんだ」

「キエッリーニ、8点。申し分のないプレーで、ゲームの均衡を破る得点も決めた。まさに巨人と呼べる存在だ」

ジャッケリーニ、デロッシ、コンテ監督の采配にも賛辞

 中盤から前の選手では、驚異的な運動量を見せたMFエマヌエレ・ジャッケリーニ(ボローニャ)とアンカーに入ったダニエレ・デロッシ(ローマ)にも7.5点が与えられている。一方で、デロッシと交代でピッチに入ったMFチアゴ・モッタ(パリ・サンジェルマン)にはチームワーストの5点とされた。「大会のレベルに対してリズムが遅すぎる」と酷評されている上、累積警告で準々決勝ドイツ戦は出場停止になっている。

 また、2点目を決めて勝負を決定づけたFWグラツィアーノ・ペッレには7点、先制点につながる直接フリーキックを放ったFWエデルには6.5点と、全体から見ればやや厳しめの評価になった。ペッレは「残り20分間はゴール以外ほぼ消えていた」とされ、エデルは「後半にデ・ヘアとの1対1を決めていればチームはもっと楽だった」とされている。

 そして、ペッレの2点目が決まった際には興奮してベンチの屋根に上ろうとするほどの喜びようを見せた“闘将”アントニオ・コンテ監督にはキエッリーニと並ぶ8点を与えて采配を絶賛している。

「彼がこの大会を最後にイタリア代表監督を離れるのが本当に残念だ。試合に対する準備が素晴らしく、スペインをピッチ全体で苦しめた。デルボスケは両ワイドの位置を狙う作戦だったようだが、そこに対する戦術的な準備でトラウマを与えた」

 大会初戦のベルギー戦と同じようなゲーム展開に持ち込んで勝利したイタリアは、スペイン3連覇の夢を打ち砕いた。準々決勝で対戦するドイツは14年ブラジル・ワールドカップを制した世界王者。“死の山”による強敵が続くが、この快進撃を続けることができるだろうか。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/28(火) 11:40

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