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【リオ五輪代表】中島が監督への感謝をプレーに込める。「テグさんがいなければ今の自分はいない」

SOCCER DIGEST Web 6/28(火) 21:43配信

「国内では絶対に負けられないし、観てくれている人たちに勝つ姿を見せたい」

 南アフリカ戦を翌日に控えた前日練習で、中島翔哉は2トップの一角でプレーした。システムは4-4-2、4-2-3-1が考えられるが、こと攻撃に関してはどこでプレーしてもやることは変わらないと話す。

【PHOTO】リオ五輪に生き残りをかけた南アフリカ戦前日練習@松本



「(2列目とFWでは)ポジショニングは少し変わりますけど、受けて前を向くか、そこからゴールに向かって行く形は変わらない。どこで出るか分からないですが、日本が勝つために攻撃でしっかりとしたプレーをするだけです」

 中島は右膝内側側副靭帯損傷で5月のガーナ戦を回避しており、アフリカ勢との対戦は初となる。手倉森誠監督が“仮想ナイジェリア”と位置付ける一戦に、「すごく楽しみ」と心を躍らせる。

「ナイジェリアもアフリカのチームなので、(南アフリカに)似た感じはするのかなと。みんなオリンピックに向けて全力でやりたいと思っています。U-23だけでやる最後の試合ということで、ずっと呼び続けてもらっているので、明日の試合で良いプレーをしたい。国内では絶対に負けられないし、観てくれている人たちに勝つ姿を見せたいですね」
 
 これまで所属クラブでは出場機会に恵まれない状況でも、代表では故障を除けば常に招集されてきた。中島にとっては、7月1日のメンバー発表前の最後のアピールの場であり、手倉森監督への“恩返し”をする貴重な場にもなる。
 
「テグ(手倉森監督)さんがいなければ今の自分はいない。その感謝を常にピッチで示さないといけないし、これまで支えてくれた人たちにもピッチでそういう気持ちを見せたい。ゴールであったり、ゴールにつながるプレーを常に出し続けないといけない」
 
 リオ五輪アジア最終予選の時に「監督と一緒にリオに行きたい」と話していた想いは、今どのように変わったのかと問われると、中島は「一緒にメダルを獲りたい」と即答した。
 
「メダル獲得はオマーンの(U-22アジア選手権の)時からテグさんが言い続けてきたことだし、自分も常にそこを目指してきた。まずは明日の試合でどれだけ成長できるかが大事かなと思います」
 
 明日の南アフリカ戦は、これまで任されてきたエースナンバー10ではなく、「13番」を背負ってプレーすることになる。しかし、それは中島にとって大きな問題ではない。どんな時でもサッカーを楽しむ――。確固たる信念がある限り、中島はゴールに向かってチャレンジを続けるはずだ。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

最終更新:6/29(水) 4:42

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