ここから本文です

所ジョージ「車の運転ができるうちは引退しない」!?

Smartザテレビジョン 6/29(水) 9:00配信

放送開始から20周年を迎える「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」(日本テレビ系)。通称“笑コラ”として長年親しまれ、節目を記念して、7月6日(水)には4時間スペシャルが放送される。

【写真を見る】所ジョージが番組の魅力を語る

その長寿番組の司会を番組開始より務めるのは、約40年もの間芸能界のトップを走り続ける所ジョージ。今回のスペシャルでは、番組恒例企画の“朝までハシゴの旅”に初参戦し、MCアシスタントの佐藤栞里と共に飲み歩くなど、還暦を越えてなお精力的に活動する。そんな所が、愛され続ける番組の魅力を存分に語ってくれた。

――20周年を振り返っていかがですか?

20年たつと「随分長いことやったな」とは思います。企画自体はいくつか変わっていながらも、基本的に(番組の形は)何も変わってないけどね。ずっと、(企画に登場する)世の中の皆さんがどうやって楽しいことしてるのかなって見ながら、みんなでワイワイやるというスタイルは何も変わっていない。

――所さんが思う、番組の魅力は何ですか?

企画に登場する一般の方々が“テレビに出る”ということに興奮して、「何か面白いことをやってやろう」と力んでうまく表現できなかったりするんだけど、思いの外それで一生懸命さが出たり。そういうところがお茶の間の人たちは楽しいんじゃないかな。村の人とか街の人だってテレビが(自分の住む場所に)来たら一世一代だから、何か「自分を出したい!」っていうのは分かるんだけど(笑)。いかんせんテレビに不慣れな素人だから、空回りするのが面白いよね。

――“―ダーツの旅”にはよく行かれていますが、印象に残っていることはありますか?

北海道のある場所に行ったとき、台風が近づいていて人が全然いなかったんですよ。だから、自転車乗りながら拡声器で「所ジョージが来てますよー」って街中回ったりなんかして。あと、普段僕はスタッフと番組の打ち上げには参加しないけど、ダーツ行ったときは(現地に)泊まりだから、みんなでお酒を飲んで騒ぐのは楽しいよね。

――7月6日放送のスペシャルでは、佐藤さんと“朝までハシゴの旅”に出るようですが?

佐藤さんには朝までくどい話をした記憶があるから、僕としては恥ずかしいなと思っているんです(笑)。それよりも、(佐藤さんの)何が偉いって、行った店行った店のお客さん全員にインタビューしてた。「そんな矢継ぎ早にいろんなテーマ振るの?」っていうぐらい。

同席して一緒に飲んだ人にコメントを言ってもらおうと、一生懸命やってたね。俺は芸能界に40年間いるから「朝まで長いからそんなに頑張らなくていいよ」ぐらいの気持ちでずっと飲んでた(笑)。だから佐藤さんには感心してましたよ、“一生懸命”ってこういうことなんだなって。

――佐藤さんがアシスタントになって半年ですが、いかがですか?

佐藤さんは涙もろいけど、すごく明るいよね。「笑う門には~」じゃないけど、だから皆さんにウェルカムな感じで迎えられているんじゃないですか。何か(ウケ)狙ってるとか、菊地亜美みたいになってしまうと…(笑)。

もちろん菊地亜美ちゃんも面白い子なんだけど、「また狙ってるよコイツ」みたいな。それはそれで大切だけど、「笑コラ」にはそういうのは必要ないから、アシスタントは合わないよね。何か策を一生懸命考えているのが顔に出ちゃうから(笑)。そう考えると、佐藤さんはこの番組のアシスタントに向いているよね。

――所さんが好きな企画はありますか?

久しぶりに“結婚式の旅”みたいに、例えば子供が生まれるとか、親戚中のみんなが喜ばしいっていう企画はたくさんやりたい。他の企画もみんな笑顔になるんだけど、“結婚式の旅”は特にみんなが笑顔になるじゃない。ドラマチックの中に泣かせどころがあったり。でも最終的には、笑顔になるような企画をテレビでやっているのは気持ちがいい。番組を作っている側としては、そういうものを提供したい。 

――笑ってコラえてのポーズが誕生した経緯は?

昔は「VTR回転」と言っていた時にダイヤルをこう(笑コラポーズ)回していたから、その名残。ただ40年くらい前は、今みたいに「VTRどうぞ」っていうのは誰も言ってなかったんですよ、格好悪くて(笑)。当時は司会者の話の抑揚で(技術スタッフの勘で)自然にスイッチが入ったり、あえてかぶらせて入ったりとか。

それが、プロだからこその“ワザ”だった。そこに僕みたいなアマチュアが入っていくとそういうワザができないから、「VTR回転」「CMの後に~」と平気で言うようになって、今では当たり前になっちゃったけど。本来は司会者というのは格好良かった。誰もまねできないような、ディレクターとのあうんの呼吸で「今CM入るんだな」とかね。

――番組をやっている20年間は短かったですか、それとも長かったですか?

長くはないよね。ずっと麹町(東京)のスタジオでやってもらっているので、何も変わらないし。これが汐留のスタジオになったとしたら、途端に空中分解してたと思うよ、「笑ってコラえて!」は(笑)。麹町だからいいんだよね。

デビュー当時の「金曜10時!うわさのチャンネル!!」('73年10月5日-'79年6月29日、日本テレビ系)からずっと麹町ですよ。だから日本テレビというと、麹町のイメージが濃い。あっち(汐留)の方が楽屋もすがすがしいんだろうけど。

麹町は楽屋に窓もないし、閉鎖的だし、反省部屋みたいになってる(笑)。でも、こっち(麹町)で育ってるから安心するんだよね、どうしても。

――最後に25周年、30周年に向けての意気込みをお願いします。

30周年というと、今から10年でしょ!? 無理だろ(笑)。70歳で司会は考えてないな。他人に運転してもらって、局に来るようになったらドロップアウトしますわ(笑)。

自分で車とか原チャリを運転して、麹町まで来るような気合いがある間は番組をやる気あるんだけど、運んでもらってまでっていうのは…。10年後はどうなんだろうね。でも例え、誰かにバトンタッチするにしてもこの番組は続くんじゃないですかね。だってまだまだみんな、テレビに出たいんだもん。普通は自分の得意技(芸能)とか持ってないと、テレビ出れないじゃん。

でも“笑コラ”はただ街中で歩いているだけで声かけられて出られるわけだから(笑)。ダラダラしていたら取材に来られたっていう。しかもダラダラ具合の濃い方が、逆に長く放送されたりとかね。だから、こういう番組は残ると思いますよ。

最終更新:6/29(水) 9:00

Smartザテレビジョン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週刊ザテレビジョン

株式会社KADOKAWA

2016年49号
11月30日

特別定価:350円

表紙:岡田准一
みくり&津崎ムズキュン対談
秋ドラマ妄想結末予想
ジャニーズどデカ写真集