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コパ決勝でメッシと対峙したチリ代表GK バルサ同僚の代表引退宣言に「尊重し理解すべき」

Football ZONE web 6/29(水) 8:20配信

皮肉な役回りとなった守護神ブラーボ

 チリ代表のキャプテンでバルセロナGKクラウディオ・ブラーボが、クラブの同僚であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの代表引退発表に「理解しなければいけない」と語り、エースの苦渋の決断を汲み取っている。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

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 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝で激突し、PK戦の死闘を制したブラーボは皮肉な役回りとなった。スコアレスで突入したPK戦でメッシと対峙。世界最高の名手がゴールバーの遥か上にシュートミスするのを見送った。

「彼は世界最高の選手だと思う。史上最高の選手だ。みんな彼の決断を享受し、尊重し、理解しなければいけない」

 ブラーボはこう語った。2015年南米選手権チリ大会から2大会連続で優勝に貢献。決勝の舞台でA代表初のメジャータイトルを狙うメッシの野望を阻み続けてきた。バルサで栄冠を欲しいままにするメッシだが、アルゼンチン代表ではU-23代表の一員として臨んだ2008年北京五輪金メダル以外のタイトルに見放されている。

「勝とうが負けようが、全員の責任」

 “無冠の帝王”はアルゼンチン国民の批判を受け、アルゼンチンサッカー協会の腐敗に絶望し、代表引退を発表した。皮肉な運命にも、ブラーボは同僚の決断を尊重すべきと語った。

「この優勝はチームワークのおかげ。勝とうが負けようが、全員の責任」

 ブラーボの言葉は、世界最高の選手であるメッシ一人に批判が集まる状況となっているアルゼンチンに対する提言にも聞こえた。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/29(水) 8:20

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