ここから本文です

ミラン唯一のイタリア代表に流出危機 23歳の生え抜きDFが11億円でリバプール移籍浮上

Football ZONE web 6/29(水) 15:40配信

両SBをこなすデシリオがEUROで株を上げる ユーベ、ナポリ、ローマも興味

 日本代表FW本田圭佑の所属するACミランで唯一のイタリア代表として欧州選手権(EURO)を戦っているDFマッティア・デシリオが、移籍市場での注目銘柄になろうとしている。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

【随時更新】EURO2016を彩る欧州の美女サポーター写真集

 デシリオは27日のEURO決勝トーナメント1回戦のスペイン戦で先発フル出場を果たし、2-0での勝利に大きく貢献していた。左右の両サイドバックを高いレベルでこなす上に、攻撃力もある。まだ23歳の若さも、移籍市場で人気が出るのに十分な要素だ。

 現在、イタリア国内では5連覇中の王者ユベントス、2位のナポリ、3位のローマと来季のUEFAチャンピオンズリーグに出場するすべてのクラブがデシリオの獲得に興味を持っているという。それに加え、ここにきてプレミアリーグ名門リバプールも獲得に動き出した。

 ユルゲン・クロップ監督は自らのスタイルを「ヘビーメタル・フットボール」と命名するほどに、圧倒的な運動量を基本としている。特にサイドバックには負担がかかりやすいため、両サイドをそつなくこなすデシリオは最高の人材だという。

23歳のイタリア代表選手としてはお買い得

 そして、株式売却問題に揺れているミランはデシリオ売却に消極的だが、右サイドにはイニャツィオ・アバーテ、左サイドにはルカ・アントネッリというイタリア代表級のスペシャリストを擁している。アントネッリは故障でEUROを棒に振った経緯もあった。

 デシリオの移籍金は1000万ユーロ(約11億5000万円)。23歳のイタリア代表選手の違約金としてはお買い得だ。

 近年の凋落が著しいミランは、EUROに代表選手を送り込めるかがかなり不透明な状況になっていた。最終メンバー選考の時点で、本田とトップ下のポジションを争ったこともあるMFジャコモ・ボナベントゥーラが落選し、ミランで主将のMFリッカルド・モントリーボも負傷により離脱。ローマに移籍が決まったFWステファン・エル・シャラウィがミランから離れた後に完全復活し、代表入りする皮肉な状況だったが、下部組織からミランで育っているデシリオが選出されたことで、なんとか名門のプライドを保った格好だった。

 しかし、そのデシリオも流出が現実味を帯びてきている。人気銘柄となりつつある唯一のイタリア代表は、ミランのユニホームに別れを告げるのだろうか。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/29(水) 15:40

Football ZONE web