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注目の若手俳優・千葉雄大 推薦「仲間との絆映画」3選

R25 6/30(木) 16:56配信

映画『殿、利息でござる!』は、江戸時代、藩の重い年貢により破産寸前だった宿場町の危機を救うため、私財をなげうち一計を案じたビンボー町人たちの奮闘をつづった時代劇。実話をベースにしたこの物語では、町人たちの“知恵”と“勇気”と“我慢”をコミカルに描きながらも、“無私”の精神で人々に尽くした男たちの絆が胸を打つ。そこで、この感動作に出演した注目の若手俳優・千葉雄大さんに、おすすめの「仲間との絆映画」を3作品紹介してもらった。

●『チョコレートドーナツ』(2012年)

監督・脚本・製作:トラヴィス・ファイン 
出演:アラン・カミング、ギャレット・ディラハントほか

ゲイカップルのルディとポールは、身寄りのないダウン症の少年マルコと出会い3人で暮らし始める。だが周囲の差別と偏見から、マルコは保護施設へ連れていかれ…。1970年代にアメリカでニュースとなった「育児放棄された障がい児を引き取ったゲイの男性」の話をもとに紡がれた愛の物語。

「世間的には、血のつながりや目で見たわかりやすい関係で判断されてしまうことが多いんですけど、『個人同士の絆があればそれでいいのに』とすごく理不尽に感じました。シンプルに見れば正解はすぐわかるのに、現実でも複雑でわかりづらくなっていることがたくさんあるんだろうなと思って観た作品です」(千葉さん、以下同)

●『青い春』(2001年)

監督:豊田利晃
出演:松田龍平、新井浩文、高岡蒼佑ほか

松本大洋の短編集マンガ『青い春』から『しあわせなら手をたたこう』をベースに実写化。男子高校を舞台に、クールな主人公・九條と友人・青木の友情とすれ違いを描き、不良学生たちの日常を鬱屈とともに写し取った青春ムービー。

「憧れとはまた少し違う感情なんですけど、作品で描かれている男同士のちょっと複雑で煮えたぎった関係性にグっときます。あのグツグツとした感じは高校生時代に精神的にすごく影響されましたね。感化されて行動をマネする、なんてことはできませんでしたけど」

●『ドラえもん のび太の日本誕生』(1989年)

監督:芝山 努
声の出演:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子ほか

ドラえもん劇場版シリーズの第10作。ヒカリ族の原始少年ククルと友達になったのび太たちは、精霊王ギガゾンビを擁するクラヤミ族の脅威からヒカリ族を救うため、7万年前の原始時代へタイムスリップする。シリーズ最多観客動員数420万人を記録した大ヒット作で、今年3月にはリメイク作『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』が公開された。

「すごくベタなんだけど “最終的に、みんなで力を合わせて頑張る!”とか“仲間との切ない別れ”っていう話に惹かれるので、『ドラえもん』が大好きです。シリーズの中でもこの作品は繰り返し観てますね。動物を生み出すことができるドラえもんの道具があって、一番好きなひみつ道具なんです」

子供の頃から繰り返し観てきた『ドラえもん』シリーズだが、大人になった今でもふとした時に手に取ることがあるという。

「気負わずに気軽に観ることができるわりに、得るものが多いからだと思います。ドラえもんは大人になって観ると新たな気づきがあっていいですね。作品をやっていると、あまり重い情報は入れたくないけど何か観たいなあっていう時があって、そんな時に僕はアニメに頼ることが多いですね」

様々な映画を観あさっていた高校生時代、『青い春』に影響を受け、アカデミー賞の賞レースを賑わせたミュージカル映画『シカゴ』に魅了された。

「殺人や恋愛などいろいろな要素が盛り込まれたエンタメとしてすごく面白くて。それからミュージカルがすごく好きになったので、いつか出演したいですね。あとは、良い人そうに見えてすごく悪い人だったり、悪い人に見えて実は良い人…みたいな多面性のある役も演じてみたいです」

今回千葉さんが演じたのは、藩と宿場町の橋渡しをする千坂仲内(ちさか・ちゅうない)役。役人と町人との板挟みで苦しい立場に置かれる難しい役どころだが、その時々に違う表情を見せる仲内役は演じていて楽しかったという。

千葉さんをはじめ、阿部サダヲや瑛太、妻夫木聡ほか豪華キャストが競演する、今から250年前に本当にあった庶民vs.お上の“銭バトル”。笑いと共に彼らの熱い想いと絆を劇場で堪能してほしい。
(取材・文/足立美由紀)江戸時代。仙台藩の重税により、宿場町・吉岡宿では破産や夜逃げが相次いでいた。困窮する十三郎(阿部サダヲ)ほか町人たちは、町の知恵者・篤平治(瑛太)が提案した“藩に大金を貸し付けて、その利息で宿場町を復興する”というアイデアを実現させるため、元手となる千両=3億円の資金調達に奔走する。ビンボー町人たちが殿さまに仕掛けた一世一代の大勝負の勝敗は?/5月14日(土)公開/(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会1989年生まれ。雑誌『CHOKi CHOKi』の専属モデルとして活動後、テレビ『天装戦隊ゴセイジャー』の主人公アラタ役で俳優デビュー。これまでテレビドラマ『きょうは会社休みます。』、映画『アオハライド』(2014年)ほか、数々のドラマや映画、CMで活躍。2016年は『黒崎くんの言いなりになんてならない』、『モヒカン故郷に帰る』、『殿、利息でござる!』、『あさはんのゆげ』(7月公開予定)の映画4本が相次ぎ公開
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:6/30(木) 16:56

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