ここから本文です

漢方、ホルモン、手術も…男子が知るべき「不妊治療」

R25 7/1(金) 7:00配信

「不妊治療」という言葉を聞いたことはあっても、実際はどんなことをするのかわからないという男子も少なくないはず。「精神的につらい」との体験談もよく聞くが、万が一、自分やパートナーが治療することになった時のためにも、ある程度の知識は身につけておきたいもの。そこで25歳・独身の僕が、「不妊治療」について専門家に取材! 他人事にせず、いざという時のために正しい知識を身につけよう。

Q.そもそも不妊治療とは何?
A.薬や医療技術によって妊娠の手助けをすることです

「妊娠を望む健康的なカップルが、避妊をせずに性行為を1年間継続的に行なっても妊娠に至らない場合、不妊症と診断されます。不妊治療は、妊娠しにくい原因の治療と、妊娠の可能性を高める治療の2つに分けられます」(産婦人科医・十倉陽子先生、以下同)

Q.不妊治療ではどんなことをするの?
A.妊娠の可能性を高める「タイミング法」が代表的

「不妊の原因によって、それぞれに適した治療を施しますが、一般的な治療の流れとしては、まず、タイミング法を行います。これは、女性の基礎体温を計るなどの検査をして妊娠しやすい排卵日を予測し、その時期に性行為を繰り返す方法です。それでも妊娠しない場合は、排卵誘発剤を使用したり、人工授精や体外受精を行ったりします。内閣府の調査によると、日本は体外受精を行うことが多いというデータがあります」

Q.不妊治療を受けるカップルは多いの?
A.近年、日本では不妊治療の需要が増えています

「割合としては、6組に1組のカップルが不妊状態というデータがあり、その半分程度が不妊治療を受けていると言われています。WHOの調査によると、不妊の原因の半分は男性側にもあるとの報告があります。間違ったマスターベーションなどが原因で、女性の膣内で射精ができない男性も増えているようです」

Q.男性側の不妊治療は何をするの?
A.漢方薬、ビタミン剤での治療やホルモン治療、静脈瘤の手術などさまざまです

「まずは漢方薬やホルモン剤、ビタミン剤での治療、静脈瘤の手術などで精子を改善し、自然妊娠や人工授精での妊娠を目指します。それでも妊娠しない時は体外受精や、精子を1匹厳選して卵子に注入する“顕微授精“を行っていきます。精液に精子がまったく存在しない人は、精巣から精子を取り出す手術を行なって顕微授精させる治療を行なうケースもあります」

Q.「男性不妊」を防ぐために気をつけることは?
A.生活習慣に気を配ることです

「ストレス、喫煙やアルコールの過剰摂取、肥満には注意が必要です。また、股間を温めないように気をつけましょう。自宅でやりがちな、太ももの上にノートPCを置いて作業するなどの行為は避けたほうがベター。ぴっちりとした下着を身に着けることもあまりよくありません」

十倉先生によると、不妊検査を受けるのにかかる費用は数万円、実際に治療を受けるとなると、個々人の状態によって差は出るが、100万円近くかかる場合もあるそう。まずは、僕も生活習慣を見直してみよう…! 

(村山 伸/H14)
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:7/1(金) 7:00

R25

記事提供社からのご案内(外部サイト)

R25[アールニジュウゴ]

リクルートホールディングス

特別号は随時発行。編集部の
お知らせなどで告知予定

0円

[特集テーマ]更新中!
・会社では学べない!ビジネスマン処世術
・お得に、スマートに、マネー得々大学院
・恰好いいパパに!オトコの子育て道場