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郭智博が氷室京介に完全密着して見えたビジョンとは?

Smartザテレビジョン 7/1(金) 7:02配信

さまざまな伝説を残し、ミュージックシーンのトップスターであり続けた伝説のミュージシャン・氷室京介に密着したHuluのドキュメンタリー番組「DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO“POSTSCRIPT”」。

【写真を見る】郭は満面の笑みを浮かべてインタビューに応じてくれた!

同番組で、氷室を追う監督の役、そして番組ナレーションとして彼に密着し続けた俳優・郭智博にインタビューを行った。密着して気付いた氷室の魅力やリハーサル中のエピソード、影響を受けた部分など、さまざまな秘話を語ってもらった。

――今回この話を受けてどう思われましたか?

最近ナレーションの仕事に興味を持っていたので、この話をいただいてうれしかったです。ただ、失礼ながら、氷室さんのことはこの役を背負えるほど詳しくなかったので、事前に勉強しました。僕は、実際にこれまで氷室さんを追い掛けてきた日本テレビの山崎大介さんというテレビマンの方の役でしたが、山崎さんにもいろいろBOOWYや氷室さんについて教えてもらいました。

横浜スタジアムで氷室さんがアバラを3本折ってしまったことがありましたが、車を運転して横浜スタジアムに行くとき、現場に向かうときの気持ちも熱く語ってくれて…。とにかく氷室さんに対してとても熱い人だなと思いました。

――5月のライブにも行かれたそうですが、どうでしたか?

格好良かったです。全曲知っていたわけじゃないんですけど夢中になりました! ライブの演出も決して派手ではなく、シンプルなのですが、グッと引き込まれました。それがやっぱり氷室さんの35年背負ってきたものかなという感じがしましたし、とても55歳とは思えませんでした。

――バックステージも開放していたそうですね!

そうですね。「ステージに出る氷室さんの後ろに立つ画がほしい」って言われて、ステージに立つ直前の氷室さんの6mくらい後ろで見せていただいて、その背中を見てグッときました。35年重圧を背負ってきたわけですから。

僕たちが子供の時も第一線でずっと活躍していらしたので、やっぱりオーラが違いました。僕はタレントの方の“オーラ”ってよく分からなかったのですが、氷室さんにはそういうのを感じました。

――ご本人とお話されましたか?

話はできませんでした。ライブの前なので、とにかく邪魔にならないように心掛けて、あくまで監督の視点でステージを見ていました。

――ナレーション録音は難しかったですか?

まず、どういうふうに役にアプローチしていいのか分かりませんでした。できるだけ映像の邪魔をしないように、でもちょっと色を添えると言いますか、役に立っていかないといけないので。出過ぎず、出なさ過ぎずという感じで…。小学生の時から「変な声」と言われていて、自分の声が少しコンプレックスだったので、声の仕事は不安でしたが、やってみて面白いなと思いました。

――監督の役を通して見た氷室さんの魅力は?

やっぱり“ロック魂”じゃないでしょうか。55歳になっても革ジャンにキーチェーンも着けて、格好いいですからね! 歌っている時の目つきや仕草、身の振り方も格好いいですし、ずっと第一線で活躍していらっしゃる理由が分かりました。

――5月23日のライブで“引退”されましたが、その点についてはいかがですか?

ファンの皆さんも寂しいでしょうね。密着させていただいた中でも、ずっと耳を気にされていて。ライブ中のMCでもおっしゃっていたんですけど、日によって耳のコンディションが違うそうで、きっと氷室さんが一番悔しいのではないでしょうか。

――MCで印象に残ったお話って何かございましたか?

ちょうどアバラを折った後で、医者から「体をひねらないでください」って言われたらしいのですが、「ひねらないと俺じゃないじゃん!」というようなことを言っていて、会場は大爆笑でした(笑)。

――リハーサル中に、氷室さんとやりとりがあったそうですね。

リハーサル中、リハを撮影している僕を映す撮影があったんですよ。氷室さんと同じ空間にいる画がほしいということで、黙々と氷室さんがリハをしている時、カメラを構えて見ていたんです。それが一通り終わっても、めったに氷室さんがリハしている姿を見られることはないので、しばらくステージから離れた遠くの方から見ていました。

それで、ある曲が終わった時に僕の方を指さして「あそこに座っている人さ~」って話し始められたので、何かやっちゃったかな…って思っていたんです。そうしたら「俺の息子にすごく似ているんだよな~」っておっしゃられて、「何でリハを見に来てるんだろうな~って思ったんだよ」って(笑)。うれしかったですね。

――息子さんと間違われたんですか!?

ええ(笑)。それに氷室さんの奥さんも、山崎監督に「うちの長男かと思いました」って写真を見て言っていたそうです。氷室さん夫婦が勘違いしていたってことは、冗談ではなく本当に似ているんだなあって思って不思議な縁を感じました。

――確かに郭さんって氷室さんに似てらっしゃいますね!(笑)

本当ですか?(笑) そうか~。じゃあ氷室さんみたいに格好よく生きないといけないですね! 直接お話はできませんでしたが、そういうエピソードがありました。

――氷室さんの音楽人生の集大成とも言えますが、何か感じたものはありますか?

ドキュメンタリーで密着させていただいて感じたのは、氷室さんはすごく謙虚な方ですよね。誰に対しても敬語を使われるので。その姿勢は僕も何年たっても大事にしていかないといけないなと感じました。それが長い間みんなに支持されてきた理由なのかなと思いながら見ていました。

――郭さんが20年先までに、これを成し遂げていたいなと思うことはありますか?

まだ1回も出席したことがないので、映画祭に出てみたいです。作品自体は上映されているらしいですが、「東京国際映画祭」にも出席したことがないので。55歳までと言わず、30代のうちに立ってみたいです。

そういうのに参加できて初めて「役者やっています」って胸を張って言えるのかなと思うので。今はちょっと恥ずかしくて言えないですね。役者は「資格」がないので、言うのは簡単じゃないですか。でも、その言い始めるきっかけって自分で決めなきゃいけない気がして、僕の中ではそれが映画祭に出ることなんです。

――最後に、見どころを教えてください。

見どころは氷室さんの35年間の集大成というか、仕事に対する氷室さんのこだわりや姿勢です。それに尽きると思いますよ。皆さんが見たことのない部分ですから。僕も氷室さんにドップリの世代ではないですが、トップでずっと走ってきた人の仕事ぶりが見られるのは面白いです。見た人は刺激をもらえると思うので、ぜひご覧ください。

最終更新:7/1(金) 7:02

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