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埼玉アストライア加藤優、前期打率.419。目指すは最優秀新人賞

ベースボールチャンネル 7/1(金) 6:50配信

悔しくて雨空のホテル前で素振り

 女子プロ野球、埼玉アストライアのルーキー加藤優。ルーキーイヤーとなる今シーズンは16試合に出場し、いずれも途中出場ながら10試合連続安打を記録するなど、4割を超える打率をマークした。規定打席まであと僅かで、最優秀新人賞は射程距離内である。チームは前期最下位で終わってしまったが、アストライアにとっては後期の本拠地開幕シリーズで7月17日に今シーズン最大のキャパシティを誇る神宮球場(対兵庫ディオーネ)という大一番が控えている。

 前期の振り返りや最優秀新人賞を目指す後期の意気込み、そして女子野球ワールドカップについて語ってもらった。



 本拠地開幕シリーズが終わったあとは、少ないチャンスをモノにできるようにモチベーションを上げながら、練習や試合に臨んでいたんですけど、(本拠地開幕シリーズで)結果を出したあとにまたベンチ外になってしまい (4月23日神戸サブ)、その日の夜はご飯の誘いを断って「今日は動けてないから何かやろう」と、三浦由美子選手(後期からは兵庫ディオーネに移籍)と二人で素振りをしてました。雨が降るホテルの前で(笑)。ホテルに戻ったら監督に「明日ベンチ入り」と伝えられて、次の日の洲本(4月24日)では終盤、リードを許している場面で代打で打席に立ちました。そして自分の持ち味である思いきりの良さが出て結果を残せたんです。その後、チームも逆転をしてディオーネの連勝を止められたので、この試合は印象に残っていますね。

10試合連続安打を記録

 この試合のあとから、自分の中で代打の準備というか、ルーティンを作ることができました。そこから10試合連続でヒットを打つことになるんですけど、これまでこんなに続けて打ったことはなかったので、この準備の仕方が合っていたんだなと思います。

 打てている間は「このコースも打ちたいな」といろんなものに手を出したい気にもなったんですけど、特命コーチの片平(晋作)さんに相談したら「結果が出てるときに、あれこれ手を出さないほうがいい」と言われて、狙い球も変えずに、そのままのスタイルを貫きました。ただ最近になって攻められ方が変わってきたので、自分の中でも変えていかなければと思います。

 女子プロ野球は低めで勝負してくる選手が多いので、低めが得意な私にとってはそれが狙いやすかったんです。どちらかというといつも真ん中から外を張っていて、そこに初球から来たら打ちにいく感じだったんですけど、最近は結構インコースも使われはじめて、少しバッティングがおかしくなってきました。

 インコースへの苦手意識を練習して克服していかないといけないですね。その球も打てるようになれば、ピッチャーもまた考えるじゃないですか。この前もデッドボールになるような球も振りにいってしまったり、逆にスタメンで使われるようになったら打てる球を見送ってしまったり……選球眼も狂ってきているので、後期に向けてそういうところはリセットしていきます。

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最終更新:7/1(金) 16:40

ベースボールチャンネル

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