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E3の影で広がるインディゲームという名の新しいムーブメント

CGWORLD.jp 7/1(金) 8:10配信

世界最大級のゲーム見本市「E3(Electronic Entertainment Expo)」。今年も米ロサンゼルスで6月14日から16日まで、関連イベントを含めると7万人以上の集客を集めて開催された。任天堂・ソニー・マイクロソフトのゲーム機メーカーを筆頭に、大手パブリッシャーの巨大ブースがずらりと並び、新型ハードや大作ゲームの新情報が発表される。世界のゲームビジネスの中心地ともいえるイベントだ。今回は、インディゲームをキーワードに本イベントをレポートする。

<1>インディ(独立系)ゲームが集まる「IndieCade」ブース

E3は大企業以外は関係ないイベントと思われがちだ。事実、E3は米業界団体「ESA(Entertaimnent Software Asociation)」が主催する、パッケージゲームの合同商談会&メディア向けの新作発表会としてスタートした。第1回のE3が開催されたのは1995年で、ちょうどアメリカでPlayStationとセガサターンが発売された年。それ以来、E3は家庭用ゲームやPCゲームの成長と共に進化を続けてきた。

しかしスマホゲームなどの拡大や、デジタル流通の進展に伴い、E3にも変化が見られるようになった。インディ(独立系)ゲームが集まる一角、「IndieCade」ブースがそれだ。今年もタブレットを内蔵した縫いぐるみとセットで楽しむ新感覚の絵本や、シカゴに住む高校生となって現実に起きている諸問題を実感するアドベンチャーゲーム、ゾンビになって跳ね回るゲームなど、個性豊かな34作品がデモを行なっていた。

「IndieCade」はゲーム業界で大作志向の進展と、それによるゲーム内容の硬直化が強まる中、現状の変革を求める業界有志らによって2005年に発足した。2009年からはインディゲームのデモイベントも開催している。2016年はE3以外にロサンゼルスで10月、パリで11月と、3回のイベントが開催される予定だ。デモに加えて、インディゲーム開発者の講演やパーティなども開催され、開発者と投資家が出会う場としても機能している。

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最終更新:7/1(金) 8:10

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