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セブンイレブンが最後の空白地・沖縄で大量出店する理由。(岡崎よしひろ 中小企業診断士)

シェアーズカフェ・オンライン 7/1(金) 5:15配信

沖縄に旅行に行ってちょっとコンビニへと考えた時、気が付くことがあります。それは、コンビニエンスストアは非常にたくさんあるのですが、セブンイレブンがないということです。

少し前に、セブンイレブン空白地帯などといった事が話題になりました。昨年2015年の時点では青森県と鳥取県、沖縄県の三県がセブンイレブンの出店していない県だったのですが、青森県、鳥取県は昨年中に出店が完了され、2016年6月時点では沖縄県だけがセブンイレブンが出店していない県となっています。

しかしその状況も、近いうちに変わる見込みがあるようです。報道では

「コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンが、国内で唯一の空白地である沖縄への2~3年内の出店に向け、県内の複数企業とフランチャイズ契約などの交渉を進めていることが28日までに分かった。 沖縄タイムス2016/06/29」

とされており、数年後のセブンイレブン出店を目指して、セブン-イレブン・ジャパンが沖縄県内の複数企業と交渉を行っているとのことです。

■複数企業と交渉?
さて、複数企業と出店を目指して交渉中とのことですが、どうして同時に複数の会社と交渉を行うのでしょうか?セブンイレブン空白地帯を埋めるための出店を検討するだけなら、同時に複数企業と交渉する必要はなさそうですよね。

でも、実際にはやはり何らかの思惑があって複数企業と交渉を行っているのです。それでは、どのような思惑があって複数社と同時に交渉を行っているのでしょうか?

それは、進出するからには一気に店舗数を増やしたいといったセブン-イレブン・ジャパン側の思惑があると考えられます。

それではどうして一気に店舗数を増やしたいのでしょうか?小さく初めて少しずつ拡大すればリスクが抑えられると思いませんか?

でも、セブン-イレブン・ジャパンをはじめとしたコンビニ各社はそのようには考えません。一気に店舗を増やした方が、物流も効率化できますし(複数店舗を一気に配送したほうが効率的です)、出店した地域の顧客を囲い込むことも可能となります。

また、広告宣伝も集中出店している地域に集中して実施する事で効果が高まりますし、競合店へ対して参入障壁を築くことも可能です。

このように、ある地域に集中して出店をする事には大きなメリットがあるのです。もちろん、自社店舗が競合店となってしまうといったマイナス面はありますが、それを上回るメリットがあるとの判断があるのでしょう。

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最終更新:7/1(金) 5:15

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