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EUROベスト4一番乗りはポルトガル ロナウドはPK一番手で冷静にゴール

Football ZONE web 7/1(金) 6:56配信

90分間では5戦未勝利も準決勝へ

 欧州選手権(EURO)準々決勝、ヨーロッパ最強ストライカー対決は1-1で120分間を終えたPK戦の末にFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)擁するポルトガルが競り勝った。ポーランドはFWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)の先制ゴールも実らず敗退となった。ポルトガルはグループステージからの5試合で一度も90分間の勝利をしていないが、ギリギリのところで競り勝ち準決勝へ進出した。

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 試合は前半2分、いきなりポーランドの主砲が電光石火の一撃を叩き込んだ。ハーフライン右付近からのサイドチェンジをポルトガルDFセドリック(サウザンプトン)が対処できず、MFカミル・グロシツキ(レンヌ)のもとへとボールが渡る。グロシツキが左サイドをえぐってゴール前にクロスを送ると、タイミングよく走り込んだレバンドフスキが右足インサイドで合わせてゴールネットを揺らし、1-0と先制した。1分41秒でのゴールはEURO史上2番目に速いゴールとなった。

 レバンドフスキの代表通算35点目、今大会初ゴールでポーランドが試合早々にスコアを動かすと、ロナウドも黙っていない。同15分にはゴール前約35mの位置での直接FKを得たが、シュートを豪快に壁へと当ててしまった。27分にはFWナニ(フェネルバフチェ)のパスからロナウドがシュートを放ったが、相手GKルーカス・ファビアンスキ(スウォンジー)にセーブされた。

 攻めあぐねていたポルトガルだが、同32分に新星MFが貴重な同点弾を挙げる。ナニの落としを受けたMFレナト・サンチェス(バイエルン・ミュンヘン)がトラップから左足を思い切りよく振りぬくと、相手DFの身体に当たって角度が変わり、ゴール右隅に収まる。18歳312日でこの試合を迎えたサンチェスのファインゴールでスコアを1-1のタイに戻し、前半を折り返した。

ポーランドはクバが失敗しポルトガルは全員成功

 後半に入っても一進一退の攻防は続いた。両チームとも攻撃の中心はエースだった。同4分には右からのクロスをレバンドフスキがマークを受けながらダイビングヘッドを試みた。その6分後には相手最終ライン裏に抜け出たロナウドが左足シュートを狙ったが、ミートしきれずサイドネットに当たった。

 時計の針が進むごとに試合は膠着していく展開の中、同40分には後方からの浮き球パスに反応したロナウドが左足ボレーで合わせようとしたがまさかの空振りに終わった。この試合で最大の決定機をフイにして勝ち越しゴールは奪えず。両チームにとって2試合連続となる延長戦へと突入した。

 延長前半に入って9分にFWアルカディウシュ・ミリク(アヤックス)がミドルシュートを狙ったが枠外へと逸れた。そして延長後半4分には乱入者がピッチになだれ込んでロナウドのもとに一目散に走り、緊迫したムードが台無しになる一幕があった。

 結局120分間では決着がつかず、ポーランドにとっては2戦連続のPK戦となった。先攻のポルトガル1人目を務めたのはロナウド。グループステージのオーストリア戦でPK失敗したCR7だがしっかりとゴール左へと成功させた。続くポーランドのレバンドフスキも落ち着いて決めた。

 悲劇の主役となってしまったのは、“クバ”の愛称で知られるポーランド4人目MFヤクブ・ブワシュコフスキ(フィオレンティーナ)だった。ゴール右隅を狙ったシュートをGKルイ・パトリシオ(スポルティング・リスボン)に止められてしまい顔を覆った。続くポルトガル5人目FWリカルド・クアレスマが決めて勝負あり。PK5-3で勝利したポルトガルが準決勝進出を果たした。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:7/1(金) 6:58

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