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母国イタリアのEURO躍進を絶賛するラニエリ監督 イングランド16強敗退には「ミステリーだ」

Football ZONE web 7/1(金) 11:28配信

来季プレミアで対戦するコンテ監督の采配は「最高級の仕事」

 今季のプレミアリーグで奇跡の優勝を果たしたレスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が、欧州選手権(EURO)での母国イタリアの戦いぶりとイングランドの敗退についてコメントを残している。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 まずは、決勝トーナメント1回戦でEURO2連覇中のスペインを破って準々決勝に進出したイタリアについて、アントニオ・コンテ監督の采配を絶賛した。

「我々の代表はEUROで素晴らしいプレーを続けているね。コンテは最高級の仕事をしているよ。とにかく選手たちが団結しているように見える。これは本当に重要なことなんだ」

 ラニエリ監督は、レスターでまさに団結力とハードワークの化身とも言えるようなチームを作り上げた。日本代表FW岡崎慎司のような攻守に労力を厭わない選手を重用し、開幕前の時点でビッグネームと呼ばれる選手がいないチームを一気に躍進させた。今大会のイタリアも、守備陣こそリーグ5連覇中のユベントスから完全に移植した形で、最後尾には勝利の味を知り尽くしたGKジャンルイジ・ブッフォンも擁しているが、中盤から前は小粒と言われ続けた。所属クラブではレギュラーと言い切れない選手も、団結したチームの中で生かしきっている。そこには、チームをまとめ上げるコンテ監督の手腕が大きいと話した。

「イングランドが危機だとは思わないが…」

 一方で、レスター市とほぼ同じ人口33万人の小国アイスランドに、決勝トーナメント1回戦で1-2と不覚を取って敗退となったイングランドについては「説明がつかない」と、困惑しているようだ。

「イングランドサッカーが危機にあるとは決して思わない。ただ、イングランドが50年間にもわたってEUROやワールドカップで優勝をできていないのはミステリーだよ。これは説明がつかない」

 プレミアリーグでの戦いを通して、イングランド人選手のクオリティーを実感しているからこそ、敗退に困惑した。レスター所属のFWジェイミー・ヴァーディもプレミアリーグで残したほどのインパクトを放つことなく、大会を去ることになった。

 来季は、自身が絶賛した同胞のコンテ監督がチェルシーの新監督に就任することが決まっている。イングランドを舞台にしたイタリア人指揮官対決が待っているが、現時点ではコンテ監督が率いる母国イタリアの躍進を好ましく感じているようだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:7/1(金) 11:28

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