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名門ミランの再建は「難業」 “若き戦術家”モンテッラ新監督が望む本田ら選手個々の成長

Football ZONE web 7/1(金) 12:10配信

地元メディアに語る 「子どもの頃はミランでプレーするのが夢だった」

 ACミランの新監督に就任することが決まったヴィンチェンツォ・モンテッラ氏が、3年連続で欧州カップ戦出場権を失ったミランの再建について、「難業だ」と認めている。衛星放送「メディアセット・プレミアムスポーツ」で語ったもの。

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 カターニャ、フィオレンティーナ、サンプドリアで指揮を執り、イタリアの若手監督屈指の戦術家と評されるモンテッラ監督は、正式就任前日にイタリアメディアに対して口を開いた。

「明日から僕は正式にミランの監督になる。大舞台に立つ時には感慨深い。子どもの頃はミランでプレーするのが夢だった。ガリアーニには伝えていたんだけど、彼らは僕とサインしなかった。僕のアイドルはファン・バステンだったんだ」

 モンテッラ氏は現役時代、イタリア代表としても活躍。ASローマで元日本代表MF中田英寿氏らと2000-01シーズンのスクデット獲得に貢献し、得点後のパフォーマンスと小柄な体格から「アエロ・プラニーノ(小型飛行機)」の愛称を手にした卓越した決定力を誇るストライカーは、じつはミラニスタだったという。

 少年時代の憧れは、“オランダトリオ”の一角を担った最強FWマルコ・ファン・バステン。強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOに移籍を希望したが、実現しなかった経緯もあったという。

「“違い”というものは選手が作り出す」

「みんな落ち着いて話し合う必要がある。今週、我々は仕事を始める。目的はイタリアと欧州で偉大なクラブに返り咲くことだ。これは難業だが、成功できると確信している。“違い”というものは選手が作り出す。だから、パフォーマンスを向上させなければいけない」

 モンテッラ監督はこのように語った。複数のシステムを使い分ける戦術家としても、凋落の名門再建は困難を伴うものであると覚悟している。現在フランスで行われている欧州選手権に参加しているのは、スロバキア代表MFユライ・クツカとイタリア代表DFマッティア・デシリオのみ。個の力が欧州トップレベルから格段に落ちていることは明白だ。

 難業に挑むモンテッラ監督は、違いを作り出せる実力者を育てることができるのだろうか。そして、リーグ戦1得点3アシストに終わり、「クビにされても仕方ない結果」と猛省する日本代表FW本田圭佑は、新指揮官から戦力として評価を手にできるだろうか。新生ミランの発足が間近に迫っている。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:7/1(金) 12:10

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