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「求められる人材」になる5つの方法

Forbes JAPAN 7/1(金) 18:00配信

企業が求める人材とは、どのような人なのだろうか?雇用市場にあまり長くとどまることなく、容易に次の仕事をみつけられる人だ。つまり、コミュニケーションをうまく取ることができる人だ。



こうした人たちは、自分の関心事や経験について、応募先の採用担当者に適切に伝えることができる。

どうすれば、企業が採用したい求職者になれるのだろうか?そのために重要なのは、次の5つの点だ。

1 「自分を知っている」

企業が採用したいと考える求職者は、手当たり次第に求人に応募したりしない。自分がどのような仕事をしたいのか、事前にはっきりと認識している。また、採用担当者の多くがどのような点に注目するかも理解している。それは、知力、エネルギー、集中力、熱意だ。

自分を知っている求職者は、これらの項目に関して採用担当者が確認したいと思う点を、自分自身が明確に伝えられるような仕事に応募する。

2 仕事に関わる「痛みと解決方法を知っている」

転職に成功する求職者は、新しい自分の仕事において、解決すべき問題がどのようなものになるかを理解している。上司になる人が抱える痛みのうち、自分にはどの痛みを緩和できるのか、自覚しているのだ。

3 明確に「自分の価値観を認識している」

自分の価値観を認識している人は、新たなスキルを積むことにつながる機会を、より多く得ることができる。自分自身を信じることができる人ほど、雇用主にも自分の価値観を理解してもらいやすい。

4 「自分自身のネットワークを活用できる」

誰ともかかわらずにいられる人はいない。孤立していたままでは、良い仕事に就くことは非常に難しい。

企業が必要とする人材は、自分自身のネットワークを大切にする。仕事のためにだけではなく、友人や以前の同僚、知り合いなどとの連絡を保ち、友人が問題を抱えているときには手助けをしようとする。

職探しの方法も自分で考案

5 「自分なりのルールを作る」

昔ながらの職探しの方法は、いまや通用しない。職探しに苦労し、疲れきった人ならよく分かっているはずだ。

幾つもの応募フォームに入力するよりも、もっと良い方法がある。例えば求職期間中、自分が求人コンサルタントになってしまうのだ。名刺を作り、知り合いに配ってみよう。求人コンサルタントの仕事はフルタイムの仕事より多いくらいだが、募集広告が出されることはほとんどない。コンサルタントとして活動するうちに、どの企業のどの部署が、どのような痛みを抱えているかが見えてくる。

それが分かったら、その部署の管理職に宛てて、「自分に緩和できる痛み」について書いた手紙を郵送してみよう。通常の採用プロセスからは外れた形になるが、それでも良いではないか。昔ながらの仕事の探し方は、すでに崩壊しているのだ。

転職に成功する人は、職探しは2車線の道であることを理解している。より良い人材を探している企業と、より良い職場を求めている求職者の双方向的な関係の上にあるものなのだ。

どちらか一方に、より大きな力がある訳ではない。雇用主には力があっても、自分にはないと思っているなら、その考え方は面接でのあなたの態度に出ているはずだ。そのままでは、自分にふさわしくない仕事をしながらひどい扱いを受け、それで終わることになってしまうかもしれない。

Liz Ryan

最終更新:7/1(金) 18:00

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