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躍進のウェールズがタレント軍団ベルギー撃破でEURO4強! 決勝懸けポルトガル戦へ

Football ZONE web 7/2(土) 6:26配信

強行出場の主将が決めた同点ゴール

 欧州選手権(EURO)の準々決勝の2試合目が現地時間1日に行われた。初出場のウェールズがFIFAランキング2位の優勝候補ベルギーを相手に逆転で3-1の勝利を収め、ベスト4進出を決めた。FWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)を中心とする小国の躍進が続いている。

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 試合を動かしたのは序盤から攻勢を仕掛けたベルギーだった。前半13分、左サイドのエデン・アザール(チェルシー)からパスを受けたMFラジャ・ナインゴラン(ローマ)がエリアの外、ゴールまで約25メートルほどの位置から思い切り良く右足を振り抜くと、強烈なシュートGKの手をかすめてネットへ突き刺さった。ナインゴランの今大会2得点目となる豪快な一撃には、ベルギーの控え選手も一斉にベンチを飛び出して喜びを爆発させた。

 ウェールズもすぐさま反撃。同31分、MFアーロン・ラムジー(アーセナル)の右コーナーキックをフリーになったDFアシュリー・ウィリアムズ(スウォンジー)がヘディングで押し込んで同点に追いついた。左肩を負傷しながら強行出場の主将が闘志あふれる一撃でチームを奮い立たせた。

 ベルギーはセットプレーでマークを簡単に外すなど、守備の稚拙さを露呈。流れをウェールズへ渡してしまう。マルク・ビルモッツ監督は後半開始と同時にFWヤニック・カラスコ(アトレチコ・マドリード)を下げ、長身MFマルアン・フェライニ(マンチェスター・ユナイテッド)をボランチとして投入。ナインゴランが一列前のトップ下、スペースのない中央の密集地帯で存在感が希薄だったMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)を右サイドに配置転換した。

後半2ゴールで突き放し勝利

 それでも、勝ち越しに成功したのはウェールズだった。後半10分、ベイルの縦パスを受けたラムジーが右サイドでボールキープからクロスを供給。中央で待っていたFWハル・ロブソン・カヌ(無所属)はゴールに背を向けた状態でパスを受けたが、巧みな切り返しでベルギーDF3人を手玉に取ると、左足のシュートでGKティボー・クルトワ(チェルシー)の守るゴールを破った。

 残り15分で猛攻を仕掛けるベルギーに対して、ウェールズは粘り強い守備で対抗。すると同41分にはカウンターから途中出場のFWサム・ボークス(バーンリー)がヘディングシュートを決めてダメ押し。勝利を決定づけた。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、試合会場のスタッド・ピエール・モロワは大歓声に包まれた。同点ゴールのウィリアムズは涙に濡れた目をユニホームで覆った。

 先制されながらも逆転でタレント軍団ベルギーを撃破したウェールズは、EURO初出場で4強入りという快挙を達成。攻撃の中心として躍動するラムジーが累積2枚目のイエローカードを受けたため、準決勝は出場停止という苦しい状況だが、次は決勝進出を懸けてポルトガルと対戦する。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/2(土) 17:33

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