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集中力を妨げる「雑念」の中でひらめきは生まれる:研究結果

ライフハッカー[日本版] 7/2(土) 23:10配信

生産性に関しては、集中力とハードワークが重視されるものですが、一方で注意を散らしてしまう「雑念」にも価値があるのです。ブログ「Fast Company」のStelphanie Vozza氏が、ときおり私たちを煩わせる雑念を受け入れるべき理由を3つ挙げています。



・雑念は創造性を育んでくれる

雑念はあなたの意識により多く刺激を与え、より多くの斬新なアイデアを考えつくチャンスとなるため、創造性が育まれるのです。

雑念を活用するにあたっての重要なポイントは、雑念を公平な目で見るということです。雑念が発生したら、あなたの周囲にあるものに注意を向け、どんなクリエイティブなインスピレーションが生まれるかを見てみてください。


・雑念が気分を上げてくれる

ハーバード大学の心理学者Shelley H. Carson氏は調査から、人の注意が散漫になると、落ち込んだ気分が普通になり、そのまま上がり続けるということを解明しています。「落ち込んでいるときにはあまり多くのことに気づかないものです」と彼女は言います。


・雑念は解決策に繋がることが多い

「周囲をとりまく環境が、あなたの気がかりになっている問題を解決するアイディアを考えつくキッカケになります」とCarson氏は言います。「これは、日和見主義的な同化と言われるものです。何かひとつのことに取り組んでいるときに、他のことに役立ちそうなことを考えつく、ひらめきの瞬間のことです」。

2012年にカーネギーメロン大学の研究者は「種類の違うタスクを行って意識が逸れていても、意思決定を司る脳の領域は働いている」ということを解明しました。「Social Cognitive and Affective Neuroscience」誌で発表されたこの研究では、シャワーを浴びている時、運転している時、同僚とおしゃべりをしている時に素晴らしいアイディアや解決策を思いつく理由を説明しています。

「この研究では、ヒトの脳が効率的に問題解決・意思決定するためにどうやって情報を処理するのか、という点に対する第一のヒントを解明しています」と記しているのはカーネギーメロン大学准教授のDavid Creswell氏です。「ここで一番おもしろいのは、被験者が無意識のうちに、全く関係のない作業に従事していても、別の問題に対する決定に取り組んでいたということです」。


ここで注意すべき重要な点は、雑念がその価値を最大に発揮するのは、クリエイティブなプロジェクトの間ということです。やるべき仕事がある(そしてそれをわかっている)時には、雑念はあなたの業務を妨げますが、作業中に参ってきたと感じたら、ちょっとした雑念で気分を上げられるだけでなく、インスピレーションも得ることができるかもしれません。


Distractions Can Be a Good Thing|99U
Tanner Christensen(訳:Conyac)
Photo by Shutterstock.

最終更新:7/2(土) 23:10

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