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監督の給料格差は16倍! 雑草軍団ウェールズの歴史的4強進出で16強敗退の“金満”英代表に酷評の嵐

Football ZONE web 7/2(土) 15:00配信

英紙特集 16強で小国アイスランドに力負け「甘やかされて赤っ恥」

 ウェールズ代表は本大会初出場にして欧州選手権(EURO)準決勝進出を果たした。隣国イングランドが伏兵アイスランド相手に逆転負けを喫し、16強敗退に終わった屈辱と対照的な躍進ぶりに現地紙「デイリー・メール」は「甘やかされたイングランドに恥をかかせた」と特集。雑草軍団ウェールズとイングランド代表の衝撃的なサラリーの差を比較している。

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 ウェールズはベルギー戦で相手MFナインゴランのミドルシュートで先制を許したが、前半31分に主将のDFアシュリー・ウィリアムズ(スウォンジー)がヘディングで押し込んで同点にする。

 後半10分にはFWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)のパスを起点にMFアーロン・ラムジー(アーセナル)がゴール前にパスを送り、FWハル・ロブソン・カヌ(無所属)が鮮やかなクライフターンからのシュートで勝ち越しに成功した。同41分にはカウンターから途中出場のFWサム・ボークス(バーンリー)がヘディングを決めて3-1で勝利した。

 クリス・コールマン監督のもとで躍進するウェールズが今大会で唯一負けたのは、グループステージ第2戦で「英国対決」となったイングランドだった。しかし、そのイングランドは決勝トーナメント1回戦で小国アイスランドに負ける失態を演じ、かねてから采配に疑問符がついていたロイ・ホジソン監督が大バッシングを受け、辞任するなどサッカーの母国の現在は混乱を極めている。

 そんな2人の監督の週給には圧倒的な“格差”がある。EURO本大会24代表で年俸5億4000万円で最高給のホジソン監督が6万8000ポンド(約924万円)もの大金をもらっている一方で、コールマン監督は週給4200ポンド(約57万円)と同紙はレポートしている。

元凶の老将には「給料泥棒」のレッテル

 リバプールなどで結果を出せなかったホジソン監督は、「給料泥棒」のそしりを受けている。本大会で突如4-3-3システムに変更し、機能不全に陥らせ、キッカー役に精度ゼロのエースFWハリー・ケインを固定し、チャンスを台無しにするなどとんでもない迷将ぶりに、イングランド国民が激怒。辞任後の総括記者会見を2度もドタキャンし、逃亡を図るなどの男気ゼロの人格面も批判の対象となっている。

 イングランド敗退のA級戦犯ホジソン氏はフラムなどで手腕を示してきたコールマン監督の給料の16倍となっている。イングランドサッカー協会は大金をドブに捨てた状態となっている。

 両国の選手間でも給料格差は甚だしい。主力メンバーの週給額を比較している。ウェールズ代表はビッグクラブで活躍するベイルが25万6000ポンド(約3840万円)、ラムジーが8万ポンド(約1100万円)を稼いでいるものの、その他の選手で5万ポンド(約680万円)を超える選手はいない。一方でイングランドはFWウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)の26万ポンド(約3900万円)を筆頭に10万ポンド超えの選手が4人もいる。

 ウェールズの週給の総計額は56万4000ポンド(約8500万円)だったのに対して、イングランドは100万420ポンド(約1億5600万円)と約2倍の差がある。

 またゴラッソで決勝点を決めたカヌが現在未所属であることにも触れており、「人口300万人の国が準決勝進出を果たし、プレミアリーグで甘やかされているイングランドの選手たちに恥をかかせた」と辛辣だ。

 ケイン、ルーニー、レスターFWジェイミー・ヴァーディ、リバプールFWダニエル・スターリッジと最前線に大会最高級のタレントをそろえた金満の“スリーライオンズ”は初の欧州制覇を成し遂げられなかった。

 それどころか、“レッドドラゴンズ”ことウェールズの登り竜ぶりを見つめるしかない。実力とは懸け離れたビッグサラリーをゲットしているイングランド代表勢の情けない体たらくぶりはウェールズの魂こもった戦いぶりと、歴史的な躍進の影響で際立つばかり。バッシングはますます強まりそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/2(土) 16:25

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