ここから本文です

ドルトムント香川も通った道 リオ五輪に帯同する東京五輪のエース候補4人とは

Football ZONE web 7/2(土) 21:50配信

南アフリカW杯では香川、酒井高らが帯同し、刺激を受ける

 リオデジャネイロ五輪に臨むU-23日本代表メンバー18人が発表された。トレーニングパートナーとしてU-19世代の選手が4人選ばれたが、昨年度の高校選手権で活躍したFW小川航基(磐田)、渡辺皓太(東京Vユース)ら「東京五輪世代」の原石が貴重な経験を得ることになった。

英メディアが世界最強の「左利き」と「右利き」のベストイレブンを選出!

 この選考について日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、4年後に控える東京五輪に向けて「U-19日本代表の選手も帯同させることを決断した」と冒頭で語った。1月のリオ五輪アジア最終予選優勝で6大会連続出場が決まった直後、手倉森誠監督との話し合いで10代の若手有望株を大会直前の合宿までトレーニングパートナーとして帯同させることが決まったという。

 U-19日本代表は現在、アメリカで行われているNTC招待大会を戦っているが、そこに参加しているメンバーが選ばれている。今季仙台ユースからトップチームに昇格したDF小島雅也(仙台)、現役高校生の冨安健洋(福岡)と渡辺、そして磐田に今季入団した小川の4人が選ばれた。

 小島と冨安は4月20日に行われたヤマザキナビスコカップ(決勝トーナメントからYBCルヴァンカップに改称)予選リーグ、仙台対福岡でともにMF登録ながら先発出場を果たしている。前半7分に思いきりの良いミドルシュートを放った冨安は185センチの長身で、ボランチもしくは最終ラインの統率者として期待がかかる。この試合ではサイドを主戦場とする小島も積極的に飛び出すプレーを見せていた。

世界の18歳はEUROの舞台でも躍動

 リオ五輪代表となった中島翔哉(FC東京)らを輩出した東京Vユースに籍を置く渡辺は、小学校時代から東京Vの下部組織育ち。今季はトップチームにも2種登録されている。本人は「ボールにいっぱい触ってリズムを作ること」と持ち味に自信を深めており、繊細なタッチと運動量で攻撃の潤滑油となれる存在だ。

 そして、東京五輪のエース候補として期待されるのが小川だ。桐光学園に在籍した昨年度の高校選手権では2試合で4得点を挙げ、潜在能力の高さを見せつけた。ただ2得点を決めた3回戦の青森山田戦では後半に自らが得たPKを失敗し、同点のまま持ち込まれたPK戦でも再び外す悲劇を味わって敗戦し、涙に暮れた。

 それでも試合後には「いつかJ1で得点王を取って、海外でプレーしたい。必ず日本一のストライカーになります」と強い決意を語っている。名波浩監督率いる磐田では、4月6日のナビスコカップ予選リーグ甲府戦でプロデビューを飾った。

 現在行われている欧州選手権では、ポルトガル代表MFレナト・サンチェス(バイエルン・ミュンヘン)が18歳ながら2戦連続マン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど、すでに躍動している選手もいる

 日本代表のエースとなったドルトムントMF香川真司、ハンブルガーSVのDF酒井高徳、名古屋FW永井謙佑、C大阪MF山村和也は、2010年南アフリカ・ワールドカップで帯同メンバーとなり、決勝トーナメント進出を果たしたチームから大きな刺激を受けていた。

 今回トレーニングパートナーに選ばれた4人が、大会直前のリオ五輪代表と同じ時間を過ごすことは、日本サッカーの未来につながるはずだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/2(土) 21:50

Football ZONE web

Yahoo!ニュースからのお知らせ